検索窓
今日:16 hit、昨日:32 hit、合計:306,063 hit

17 ページ18

片しに行ったあとは、




家に荷物を取りに行く準備をする。




「あ、A。どっか行くのか?」




『あ、まさくん。うん、合宿所に
泊まるって聞いたから、持ってくるものとかだけ
持ってきちゃおうと思って、今から家に帰るところ。』




声をかけてきたのはまさくんだった。




練習着に全日本のジャージを羽織っていて、




なんだかそれを見ると、やっぱり




彼も凄い人なんだな、とじわじわと




実感が湧いてくる。




柳田「そ。ならもう暗くなりかけてるし
着いてく。まだAは
子供だから危ないだろ。」




『な、子供って何……。今はあの時みたいに
中学生じゃないよ。……もう泣かないし。』





柳田「ほらすぐそーやって見え見えの
挑発に乗る……そこが子供なんだって。
…そのままでいい。子供のままで。」





そう言ってまさくんは私のおでこを




軽く小突く。




『痛い……。ていうか着いて来てくれなくても
大丈夫だよ。もう18だし、多少暗くても、平気。』




柳田「はぁ、心配だって言わなきゃわかんねーの?
危なっかしいしとにかく心配なんだよ。
……着替えてくるからそこで待ってて。
椅子に掛けてて良いから。」




『ッえ、あ、うん!分かった。』




まさくんは小走りしてロッカーの方へ向かった。





そして、私は言われたとおりに





そこにあった椅子に腰掛けて、





今日のことを色々思い出してみる。





大変だったけど、今日は色んなことを




収穫できたなぁ。ポジションやプレイだって





ほぼ記憶できたし、あとは今日よく寝て





これをインプットさせれば、きっと大丈夫。





大丈夫、だよね…。





.

今日1日で相当つかれてしまったのか、




私は椅子に座ったまま目を閉じてしまった。

18→←16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (162 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
703人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちくし(プロフ) - 零崎哀識さん» コメントありがとうございます。ご心配おかけしまして申し訳ございません。当方人差し指でスマホ操作を行うので長文を書くのが難しくなりました。できるだけ早くお話が書けるよう頑張りますのでもう少々お待ち頂けますようお願いします。 (2019年11月3日 13時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
零崎哀識(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませていただいてます!怪我の方お大事になさってください!更新楽しみに待ってます^^* (2019年11月2日 15時) (レス) id: 0970f9f72e (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます。只今修正しましたのでご確認の程お願い致します。これからもご指摘の程よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - あささん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます。更新速度に自信はありませんが、手当り次第バレーの知識に触れながら、続きを書いて参ります。よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 遥さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。続きを皆さんにお届けできるよう頑張りますので是非ともよろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ばばば | 作成日時:2019年10月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。