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「無防備やなぁ」
男のベッドで無防備に眠るなんて、普通は信じられない行為でありこれが彼女の知り合いにバレたらおそらく説教を受けるだろう
だけどもショッピにとってはそれがAの信頼であることを理解している
だから今の状況は男と見られてない……ではなく、これまで培ってきた努力が実を結んだと喜ぶべきである
「……なんか俺も眠くなってきたな」
すやすやと熟睡するAを見ていると眠気でも移ったのか、あくびが出てきた
このタバコを吸い終わったらさっさと寝てしまおう
ショッピはそう決めると目を瞑りながらタバコを味わう
時間がたつ…といってもショートなのですぐだったが、吸い終わろうとしたときショッピは何か思いついたのかソファから離れベッドに近づく
「ぐっすりやな」
これならバレんやろ
フッ…とショッピは口の中にためた煙をAに吹きかけた
タバコの煙を相手に吹きかけると今夜あなたを抱く、という意味だと教えてくれた鬱さんの事をなんとなく思いだす
けど吹きかけた当人は今熟睡しているし、わざわざ信頼を壊すつもりはまったくない
「だから、今はマーキングってことで」
一言そう呟いてタバコの火をグシャリと消した
そして布団に同じ布団に潜り込む
すでに先客がいたからか布団は温まっており、心地よくて眠気がどんどん強くなる
そしてそのまま後ろからAを緩く抱きしめ、眠りにつこうとする
Aは、俺の
スン…と、Aの匂いを嗅げば彼女の匂いと俺の匂い、そしてタバコの香りが混じってなかなか背徳的な香りが彼を満たす
今すぐにでも滅茶苦茶にして犯してやりたいが、グッとこらえて目を閉じる
と、思ったらAの体がもぞりと少し動く
「ん、…しょっ、ぴぃ……？なんで…」
「っ…どしたん」
どしたん、ではない
俺とAは別に恋人関係じゃないのに、同じベッドで寝ているというこの状況は明らかにおかしい
彼女が疑問を持つのは当たり前なのだ
体をこわばらせ、だけど出来る限りいつものトーンで返事をした
もぞもぞとゆっくりこちらの方へ体を向け、眠たげな可愛い顔で俺を見つめている
「んへ…しょっぴぃ…」
「…へ？」
ぶん殴られる、と思って身構えかけたその瞬間、Aは俺の顔を見て何故かふにゃりと顔を綻ばせる
それに、俺が間抜けな声を出すのは当然で
すりすりと俺の胸元に頭をこすりつけ、足はガシっと俺の足を自分の足で固定してくる
ほとんど寝ているはずなのに、何なのだこの力強さは
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百瀬のえる(プロフ) - 25歳shpおじさんとjkちゃん狂おしいほど好きです先生生徒好きは実はここ発祥ですjkとshpの組合せﾝｧ゛゛゛゛ (2020年10月8日 1時) (
レス) id: 90299a5c54 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - えなさん» ありがとうございます！そう褒めてくださるととても嬉しいです…！まだ続編は決めてませんが、そのときはまた見ていってくれると嬉しいです(*´ω`*) (2019年3月8日 10時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。貴方様の綴る物語が大好きで、短編の中にも夢主ちゃんの想いや情景が繊細に書かれていて読みながらとても心を動かされています。別作品もあってお忙しいとは思いますが、次回作があるのであれば心からお待ちしております…！ (2019年3月8日 3時) (レス) id: 4d21cb4889 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます！カクテルは自分の中でも一番良作だと思っているのでとても嬉しいです。期待に添えるよう、頑張っていきますね！ (2019年3月3日 2時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 素敵です…特にカクテルの話が好きで何回も読み返してしまいます。これからも頑張ってください！！ (2019年3月3日 0時) (レス) id: db3c90213f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜有 | 作成日時：2019年2月19日 14時
