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「ヘイヘイヘーイ、おかしください！屋台のマフィンでいいんで！」
「お前分かってやったやろ」
「あでっ」
デコピンを食らって思わず声を上げる。生徒にこんなことしていいんですか！？体罰ですよ！？！？
「まぁええわ、それ言われたらちゃんと返さんといけませんね」
「やった！じゃあ屋台行きましょ＿＿」
屋台に行く、それはつまり校内を先生と回ること。つまりつまりちょっとだけだけどデートの真似事ができるということ。だから私はショッピ先生のお菓子が尽きた頃を狙ったのだ。
生徒と教師、それは清い関係ではないといけない。それぐらい私も分かっている。だからこそこの提案をしたのだ。
でも、まさか、
肩にぽん、と手を置かれ驚いて目を見開くと耳元に先生の吐息を感じる。気づくとショッピ先生の顔はすぐ真横にあり、一瞬時が止まったように思えた。
「Aが卒業したらパンプキンのマフィンなんかより、もっと甘いものやるから」
＿＿それまで我慢な？
いつもの先生とは違う、甘くてどこか色気がある、声色に一気に顔が熱くなるのを感じる。
まるで、それは恋人にする仕草のようで。
「〜〜っ！！ま、マフィン普通に買ってくれる方がよっぽど健全じゃないですか……！？」
「イイ子のAにはたまにはご褒美あげんといけんかな、って」
なんてからかうように笑うショッピ先生。そんな彼を赤いままの顔で睨んだって、全く無意味で。
「じゃ、俺は別の用事あるから。最後の高校生活楽しんでくださいね」
「バーカバーカ！ショッピ先生のロリコン！！」
「オイコラやめろ」
だから私は今日も、いつも通りの幼稚な反論しかできないのであった。
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夜有(プロフ) - 百瀬のえるさん» ありがとう御座います！いつかまた会えるときが来ましたら、そのときはよろしくお願いします。 (2021年1月1日 23時) (
レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬のえる(プロフ) - 更新ありがとうございました！大好きです！！お疲れ様でした！ (2021年1月1日 23時) (レス) id: 90299a5c54 (このIDを非表示/違反報告)
黒音 - はい！それではお願いします！ (2019年10月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 11da0246b8 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - 黒音さん» あ、いえ！その可能性も考えてたのにそこも確認してなかった私もすみませんでした。リクエスト承りました！ (2019年10月15日 16時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
黒音 - 返信ありがとうございます!個人的にはハッピーエンドがいいですが作者さんの書きやすい方で良いですよ(それと夢主が死んだ後の事なのですが前世の時の事です。分かりづらくてすみませんでした) (2019年10月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 11da0246b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜有 | 作成日時：2019年4月7日 22時
