45.夜の歌 ページ45
日本の事を恋しく思った。
でも、この町の事も好きなため、
その気持ちを紛らわせるために、
昔よく聞いていた歌を口ずさんだ。
『〜〜〜♪』
(スキマスイッチの雫のイメージ)
すると、
ギシッ
と、誰の気配がした。
振り向くと、
『!?
ガゼル王!?
いつからいらしたのですか!?』
ガゼ「はっはっはっ。
驚かせてしまったか、すまないな。」
『い、いえ。
こちらこそ、お恥ずかしい物をお見せしてしまい、申し訳ありません。』
ガゼ「何を言う。
とても綺麗だったぞ。
もう一度、歌ってくれぬか?」
断ろうと思ったが、
ここまで言われて断るのは失礼だと思った。
『では、恥ずかしながら、、』
そして、始めから歌い始めた。
歌い終わると、
ガゼ「その歌は、お主が作ったのか?」
『いえ、私の故郷の方が作った曲です。
元々、母が色んな曲が好きで、その影響で。』
ガゼ「ふむ。
では、楽器は弾けるのか?」
『いえ、弾けないですね。
ただ、時間を貰うか、弾いている所を見れば、弾けると思います。』
ガゼ「ところで、そなたの種族はなんだ?
見たところ、1番近そうなのは
『ええっと、
私もよく分かりませんが、
ガゼ「そうか。
歌を聞かせてくれたお礼に、良い事を教えてやろう。」
『え、なんですか?』
ガゼ「その種族は、ある意味危険だぞ。」
その言葉で、血の気が一気に引く。
ガゼ「先程言った、竜魔人は、神と同じように称えられる国がいくつかある。
だから、その国に保護という形で幽閉される、
もしくは、偽物として暗殺対象になるかもしれん。」
『そうなんですか、。』
まぁ、気をつければ大丈夫だろう。
でも、竜魔人って、どんな感じなのか、凄い気になる。
ガゼ「あと、1つ聞きたいのだが、」
『はい、なんでしょう?』
ガゼ「この国に結界を張ったのはそなたか?」
多分、言っても言わなくても、変わらないだろう。
『はい、そうです。』
ガゼ「仕組みは、どうなっておるのだ?」
『ふふっ、それは企業秘密です。』
その後、他愛もない話をして、部屋に帰った。
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みぃすけ(プロフ) - 名前が固定なのは最初の時点で書いてた方がいいと思います。 (2022年6月23日 8時) (レス) id: 164d2b2c89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 軽い...まあ、はあ、 (2021年10月8日 3時) (レス) @page28 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - ハ「これから気をつければいいのてますよ。」の文誤字ってます(四十ページです)直して下さい! (2021年8月17日 15時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
桐葉(プロフ) - ビアンカさん» 分かりました!ありがとうございます!まだ先になってしまいますが、第二回のアンケートの方に追加しておきます! (2020年7月4日 11時) (レス) id: 4b3f2dfa7d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - 落ちなんですが…逆ハーはどうでしょうか?みんなから愛される主人公もいいと思います! (2020年7月1日 19時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐葉 x他1人 | 作成日時:2020年5月23日 18時