召喚、失敗された件【転生したらスライムだった件】

40.誤解 ページ40

リムルSide


町を作るにあたって、結婚制度を決めなければならない。


日本みたいに一夫一妻の場合、

子孫を残せない場合がある。


そこで、ベニマルを呼んで意見を聞いてみることにした。


すると、

名付けも、子孫を残すことも、危険が伴うことが分かった。


べ「名付けや、子孫を残すとしたら、


　 魔素を大量に使うんです。


　 そして、その使った魔素は回復しない可能性があります。


　 それに、子供を作るにしても、二種類あって、

　 子孫を残すだけなら、魔素の減少が少ない。

　 でも、本気で作るときは、ごっそり魔素を持ってかれて、


　 寿命が減って、弱くなるんですよ。」



リ「おいおい！？


　 ばんばん名前付けまくってるし、今更そんな事を言うなよ！？」



べ「いや、知らなかったんですか……！？」



とりあえず、種を残すということから、一夫多妻制はあり。

ただ、子を望む未亡人に限る。


ということにしよう。


べ「俺は独身でいいよ。

　 進化のお陰で、寿命がかなり延びたからな。

　 子孫とか、別に興味ないし。」




と、ベニマルがその一言を言うと、



ギシッと、床がきしむ音がした。



リ「えっ？」


と、音がした方を向くと、


シルが口に手を当て、目を真ん丸にしていた。



リ「し、シル、いつから聞いてた？」



『いや、ベニマルの言葉からだけど、、



　何、リムルそっち系で振られたの？』



ベニマルは、理解しておらず、首をひねる。



リ「違う！違うから！！！」


その後、リムルの必死さに


シルフィは笑っていた。






※小説の内容です。

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