召喚、失敗された件【転生したらスライムだった件】

36.ご褒美 ページ36

その後、カランコエの咲く、

ライラの墓参りに行った。


『ライラ、私ね、ゲルミュッドの片腕、切り飛ばしてやったよ。


　ホントはね、私の手で殺してやりたかった。


　でも、そんなことしたら、ライラ、きっと怒るよね。

　だったら、これで良かったって、思えるんだ。


　あとね、仲間ができたの！

　主人は、スライムだし、

　皆、背が高くて初めちょっと怖かったけど、


　すっごい優しいの。


　私、この人達と出会えて良かったよ。

　勿論ライラもだよ。


　また来るね。』

その一言を残し、


リムルの元へソウエイの"影移動"で帰った。


するとリムルは、いつもより早く15000頭の名付けが終わったらしく、


ダラーンとしていた。

『今日の分は終わったの？』


リ「ああ……。」


疲れたいるようだ。



そして、袋からあるものを取りだす。



『リムル、リムル。


　人間にれる？』


リ「？なれるが、どうした？」


と、人形になったくれた。


『これ、いつも頑張ってるから。』


と、リムルの手にあるものをおいた。



リ「べっこう飴！？！？」



『うん。


　コボルトの行商人の人から、砂糖をもらったから、


　作ってみたの。』


リムルが、パクッと食べると、


リ「あー、美味しい！！」



『良かった。


　個数はないけど、オークの名付け15000頭が終わったら、一つずつあげるね。』



リ「わーーーい！！！」




その次の日から名付けのスピードが速くなり、


結果的に、7日間で、終わった。





べっこう飴も、なくなった。



その後、オークの移動先とそこで始め何をやって貰うかと、

いつリムルの町の人と、とリザードマンが向かうかなどの取り決め

などを確認し、




そして、町に帰る日、


リザードマンの頭領に最後の挨拶をした。


リムルはリザードマンの頭領にアビルという名付けをした。



本当は3週間かかるものを、

シルフィの働きにより、2週間で終わった。



そして、リムル達は牙狼族に跨り、
私は空を飛びながら、




リムルの町へと向かった。

37.街へ→←35.追加設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す