召喚、失敗された件【転生したらスライムだった件】

32.バタバタ ページ32

リムルが目覚めたのは、2日後の昼だった。


『あ、リムル様、大丈夫ですか？』



リ「ああ！大丈夫だ！


　 って、なんで敬語？」


『皆がそう言っていたので、私もそうするべきかなぁ、と。』


リ「えー、せっかくの同郷者なのに、距離感じる。」


『で。でも、、


リ「敬語と、様付け禁止！


　 で、今、何やってるんだ？」


『えっと、とりあえず、怪我人の治療と、


　オークの分割、と分割先の決定をしてま、、してるよ。。


　あと、分割先に行った後、何をするのかとか、かな。


　あ、今はお昼だから、皆昼ご飯食べてるよ？

　リムルも食べる？』


リ「そうだなぁ。お願いする。」




そして、ご飯を持ってくと、


リ「えっ！？ハンバーグがあるのか！？」



『え？うん。


　焼いてた肉の切れ端をミンチにしたり、

　いくつか代用してつくったの。


　ゴブリンライダーが100組だから、

　200ちょっと焼いたんだよ？

　疲れたー。』




リ(シルを仲間にしてよかった！



　 美味しい料理が食べられる！


　 肉も好きだが、毎日肉は飽きるからなぁ。)



リムルがそう思いながら食べてるとは思わず、



シルは机の上に何かを広げ、何かを紙に書き込んでいた。



リ「何してるんだ？って、地図だ！！」


『え？うん。』


リ「すごい、紙だ！


　 しかも結構、地図の精度が高いし！」



『ありがとう、それ、私が書いたの。


　紙は行商のコボルトからもらったの。』




ここまで喜ばれるとは思っていなかった。



リ「あ、そうだ。


　 今回、オーク達に名付けしようと思う。」


『え、15万人もいるのに？』


リ「………、ああ。」



あ、一瞬迷ったな。


『じゃあ、スムーズにつけれるように、オーク達を分割先ごとに整列させておくよ。



　あ、あと、オークロードの側近だったオークから、話をしたいって、言われたよ。

　ご飯食べ終わったら連れて来ていい？』



リ「そうなのか、よろしく。」



『あ、ベニマル達呼んでこないと！

　行ってくる！』


と、すぐにテントから出る。

33.有能→←31.これから

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す