召喚、失敗された件【転生したらスライムだった件】

14.姉 ページ14

『私は、シルフィ。


　えっと、人と話すのは久しぶりだから、

　上手く話せないかもしれないけど、


　よ、よろしく。』



ラ「あら、名前持ちだったのね。」



『う、うん。』




ライラはどうやら、明るい性格らしい。



ラ「1つ質問なんだけど、



　 私、なんで縛られてるの？」





『あ、あのね、人をここに連れて来るの初めてで、



　もし悪い人だったらどうしよう。って思って、


　とりあえず、拘束させて貰ったの、、



　は、外したほうがいい…？』



やっぱり、初対面で拘束は怒られるかな…。




ラ「あー、そういえばことか。



　 いいよ、拘束外さなくて。」




え、それはそれでどうかと思う。


Mなのかな…。



ラ「今、なんか変な事が考えたでしょ。」



『うん。







　あ、言っちゃった…。』




ラ「ふふ、シルフィは、素直だね。



　 私は、シルフィが私の事を信用してくれたら、拘束を外してほしいな。」




その一言で、ほっとする。





『うん！

　あ、あと、怪我が完治するまでは、ここにいていいよ。』


ラ「ありがとう助かる。」




その後、拘束してるのは私なので、


ライラの身の回りの世話をした。



ライラは、話上手で、一緒にいて楽しかったし、心地よかった。




ライラはどうやら魔人と呼ばれる部類に入るらしく、


まぁまぁ強いらしい。





ライラの拘束は2日で外れた。







ライラは、鑑定スキルのようなものを持っていて、


私がスキルアップを頑張っていると教えると、





凄く色々なアドバイスをくれた。


また、使えるスキルから、どんな事ができるかを教えてくれたり、



お姉ちゃんができたみたいだった。

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