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玉森side 10 ページ27
「ガヤさん、この前麗奈ちゃんの誕生日だったんだよね?
2人はもう付き合って長いけどさ、結婚とか考えてるの?」
宮田のその言葉で一気にガヤに注がれる視線。
反応してないフリしてたけど、1番この中で気にな
っているのは俺で。
「あー……それがさ、この前麗奈とは別れたんだ。」
「は?!ええ!?なんでなんで?」
「まあ、色々あってさ。笑」
俺のことはいいから、千ちゃんの惚気話でも聞こうよ、
ってちょっと複雑そうな顔をして笑うガヤを見て、
ガヤも覚悟を決めたんだなってはっきり分かって。
同時に鳴る携帯、
「明日の夜、会いたい」
どうしてもガヤには渡したくなかったはずなのに
Aからそう連絡が来た時、
ついにこの時が来たんだなって
妙に冷静になる俺が居た。
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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月29日 0時