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43話 ページ26
家に帰っても思い返すのは、
侑里のあの言葉。
そういえば太輔が買ってきてくれた差し入れがあったよな
って置きっぱなしになっていた袋の中をのぞいたら、
風邪薬と栄養ドリンクだけじゃなくて
コンビニに置いてあるプリンが全種類入ってて。
「今日行くけどなんか買ってくものある?」
「んー、プリン」
「お前、プリン好きすぎじゃない?」
こんな会話を何度も何度も繰り返してきたのは
裕太しかいなくて。
いつもこんな私のために
必死になってくれる裕太のことを考えたら
もうこのまま甘え続けることなんてできなくて
「明日の夜、会いたい」
ずっと続くと思っていたこの関係に
ケリをつけなきゃって決意した。
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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月29日 0時