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藤ヶ谷side 5 ページ37

思い返すと、Aと2人で昔みたいに話すのはすごく久しぶりだな。





Aといるとカッコつけなくても、
ダサくてもいい、ありのままの自分でいられて
その時間がすごく心地よくて。








Aがいてくれて良かった、
なんて改めて思った。







照れてるのか急に無言になるA。






耳をすましたら







「、、、っやめて」
って小さい声で話すのが聞こえて。






もしかして、誰かといる、、?







そんなこと俺には言う資格ないけど、
Aにもそういう人はいるよなって思ったら、





なんだかちょっとモヤモヤしたけど、
その気持ちには気づかないふりをして、





「じゃあ、また今度4人でご飯行こうな。おやすみ。」


なんていって、電話を切った。

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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月19日 21時

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