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マイキーと和解した次の日。


『おはよ場地!』


「おーっす。お前来んのおせんだよ」


今日は場地と一緒に登校する約束だ。


『遊んでた!』


「おー、てかお前そんな感じだったか?なんかもっと死にかけたような感じ」


『昨日の?』


「そうそう」


『あれはガチで死にかけてたから。ママの旦那に追われて、エマに嫌われるかもしれんくて』


「ふーん。お前めっちゃエマのこと好きなんだな」


『まあね。てかお前らのチームってなんていうの?』


「は?チーム?」


『うん。え、もしかして組んでないの?』


「んー、チームとかは作ってねーな」


『えー、お前らが組んだら絶対天下取れるって。私も傘下としてでいいから入りたーい』


「もし作るとしたらお前も仲間になんじゃね?」


『え、なんで?』


「チーム作ろうって言ったのお前だからよ」


『えー、そういうのはいいわ。やっぱ私みたいなのがいたら和乱すし』


「わみだす?とかは分かんねーけどお前喧嘩強そーだし。まだ会ったばっかだから仲良くないとかなら仲良くなればいんじゃね?」


なんだかよく理解していなさそうではあるが能天気な場地の言葉に少し救われた気がした。


私の居場所は今からでも作れるのだと。

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作者名:あんころもち | 作成日時:2021年9月13日 22時

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