検索窓
今日:13 hit、昨日:40 hit、合計:23,695 hit

四十三訓 ページ46

.


土方「酷ぇなオイ。これで何人目だ?」



沖田「えぇーと、十八人目でさァ」



A「………」



沖田「隊士の半分以上がやられちまったわけですね。流石にここまでくると薄気味ワリーや」



あの悲鳴を聞いた後、次々に隊士が倒れ、寝込んでしまったのだ
一種の病気かと疑ったが熱もなければ、特にこれといった症状はなし
共通点を上げるとしたら怪談話に出てきた『赤い着物の女』を上言の様に呟いていることのみ



土方「冗談じゃねーぞ、天下の真選組が幽霊にやられて

みんな寝こんじまっただなんて恥ずかしくて

どこにも口外できんよ、情けねェ」



近藤「トシ…俺は違うぞ!マヨネーズにやられた!」



土方「余計言えるか」



A「……ここまでくると稲山様が話していた怪談は本物だったってことでしょうか?」



土方「バカヤロー、幽霊なんざいてたまるか」



近藤「霊を甘く見たらとんでもない事になるぞトシ

この屋敷は呪われてるんだ

きっととんでもない霊にとり憑かれてるんだよ」



土方「なにをバカな……」



だが土方は近藤の言葉で夜に屋根の上に乗った女を見たことを思い出した



土方「……いや…ナイナイ………」



山崎「局長!連れて来ました」



近藤「オウ、山崎ご苦労!」



山崎が連れてきた三人組は見るからに怪しい人たちだった



小柄の女性っぽい方はサングラスを掛けていて
その隣には変な眼鏡を掛けている男性
もう一人の男性も顔中が包帯ぐるぐる巻きだった



A「山崎様、こちらの方々は……?」



山崎「町で探して来た、拝み屋の方々です」



銀時「どうも」



A「………」



ん、ん〜………外見からして胡散臭さ満載なのだが本当に大丈夫だろうか?



近藤「霊を祓ってもらおうと思ってな」



土方「オイオイ、冗談だろ。こんな胡散臭い連中……」



A「………」



全くの同意見である
とAは気付かれないように小さく首を縦に振る



まぁ、予想通り……
数分後には怪しい三人組の正体は万事屋だという事が発覚した

四十四訓→←四十二訓〜幽霊編〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
177人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。