一訓 ページ4
.
「侍の国」
私達の国がそう呼ばれていたのは今はもう昔の話
かつて侍達が仰ぎ夢を馳せた江戸の空には今は異郷の船が飛び交う
かつて侍達が肩で風を切り歩いた街には
今は異人がふんぞり返り歩く
舞台は江戸、かぶき町
江戸の頂点、征夷大将軍徳川茂々には一人娘がいた
それが私__徳川A
ひょんなことから私は江戸の治安を守る特殊警察、真選組にお世話になることになった
松平「テメーら、これからAちゃんはちとここで暮らすことになった
下手なことをしたらここにいる全員の首が飛ぶと思え
Aちゃん、将ちゃんからAちゃんはコイツらと面識があるって聞いてな
今の危ねェあの城にいるよりかはここにいるほうが休まるだろう
だからすこしの間だけここで暮らしてくれ」
A「はい」
不安そうな顔をしているAを見た近藤は笑顔で彼女話し掛ける
近藤「久しぶりだなAちゃん!!俺たちのこと覚えてるかな?」
土方「おい近藤さん、いくら昔の知り合いだからって今は立場が違うんだ
俺たちは姫様に気兼ねなく接せれる相手じゃねェんだぞ」
松平「その通りだ。おい近藤、Aちゃんと呼んでいいのはパパである俺だけだァ
今すぐAちゃんに謝れ
さもねェと3秒以内にテメーのドタマをぶち抜くぞ
い〜ち…………」
2と3を言う前に松平は引き金を引き、弾丸が近藤と土方に向けて放たれた
近藤「2と3はァァァァァァァァァァァァ!!?」
土方「何で俺までェェェェェェェェェェェェ!!?」
その光景にフフっとAと笑った
その声を聞いた三人はAに視線を向ける
A「申し訳ありません、とても面白かったものでつい
お久しぶりで御座います近藤様、土方様
立場など気にせず昔みたいに気軽に接してくださいませ」
14歳とは思えない上品な振る舞いに昔を知っている二人はとても驚いた
近藤「あぁ!今日からよろしくな!Aちゃん!」
だが近藤はすぐに笑顔になりAに向かって手を出した
そしてAもそれに続き手を出し二人は握手する
177人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時