二十六訓〜花見編〜 ページ29
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A「お花見ですか!?」
キラキラと目を輝かせてAは言う
近藤「そう!ウチは毎年花見をするんだ!だからAちゃんもどうかな?」
A「私も一緒に同行していいんですか?」
土方「ま、誰も居ない屯所にいるより
俺らと行動してる方が何か合った時にお前を守れるからな
それにせっかくの花見だ、お前もお留守番は嫌だろ?」
ポンと頭に手を置いて優しく微笑む土方にAは嬉しそうに笑う
A「ありがとうございます!少々お待ち下さい!すぐに支度致します!」
近藤「ゆっくりで大丈夫だよ!」
沖田「たくっ、花見ごときではしゃぎやがって」
近藤「良いじゃないか!ああいう所を見ると年相応で可愛いし!」
土方「総悟、くれぐれもAから目ェ離すなよ」
沖田「わかってますよ」
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A「わぁ〜!キレー!」
桜がひらひらと舞い散る姿につい見惚れてしまう
また今度万事屋の皆ともお花見しようと思っていると視界に見知った銀髪が映った
あの銀髪はもしかして銀兄……!!?
A「銀兄!?」
銀時「A!!?」
互いにここにいることに驚愕する
銀時だけではなく、神楽と新八も居て更にビックリ
………近藤様が女の人に殴られているのは見ない振りをする
神楽「Aもお花見アルか?」
A「うん!真選組の方のお花見にご同行させてもらってるの!」
新八「そうなんだ!ごめんね!僕たちもAちゃんが来ると思って時間まで待ってたんだけど……」
A「気にしないで新兄!」
真選組預かりになっているAは万事屋に毎日顔を出せれる訳ではない
それに携帯を持っていないAは万事屋に連絡する手段も持ってない
だからこの時刻になっても来なかったらAは休みというA専用のルールを決めていた
真選組の花見に同行すると決めたのは自分でルール上お休み扱いになってる私に新八が気に病む必要も、謝る必要もないとAは伝える
A「それに偶然こうして会えたんだもん!」
「私は皆でお花見したいな」と言いたかったが口に出せなかった
何故なら目の前で繰り広げられている光景のせいで言えないのだ
銀時「おうおう、ムサい連中がぞろぞろと…何の用ですか?キノコ狩りですか?」
土方「そこを退け。そこは毎年真撰組が花見をする際に使う特別席だ」
席の取り合いで言い合いが始まってしまっていた
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みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時