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24話 ページ25

主人公Side

時期は既に受験シーズン真っ只中

『さて、そろそろ兄ちゃんに隠せないことが起こりました。』

場所はコネシマ宅。

その持ち主であるコネシマと相談役大先生が集まった。

コネ「なんやなんや」

鬱「あー、あれ?保護者の許可証」

大先生があっさりと言う。

『そう。これに関してはもう無理かなって。』

『だからね、もうバラそうかなって。』

鬱「...ええんちゃう?」

大先生が一瞬真顔になったことに気が付いたがあえて無視。

私は勢い良く玄関に行く。

『おん。だから兄ちゃん連れてきました!!じゃん!!』

ガチャっと開けるとそこには兄ちゃんが寒そうにガタガタ震えながら佇んでいた。

トン「何時間またせんねん!!真冬やぞ殺す気か!!」

兄ちゃんは靴を脱ぎ捨てヒーターの前に行き温まる。

『怒んなよ。白髪、増えるぞ』

トン「失礼やな!」

そんな会話を数個交わし、本題に入る。

『兄ちゃん、私東京の学校に行くことにしたわ』

それを聞くなり兄ちゃんは顔を思いっきり顰める。

トン「...知っとた」

兄ちゃんは珍しく不機嫌そうにつぶやく。

『おや?バレてた?』

わざとすっとぼけた様に言ったが無駄みたいだ。

トン「何年一緒におると思ってんねんそれくらい察するわ」

私は少し照れるのを我慢して『そう』と眉間にシワを寄せる。

トン「...ええよ。菜月の好きなようにし、兄ちゃんが菜月の事支えてやっから。」

『え...』

鬱「え?」

コネ「え?」

『あぎゃああああああ優しいかよしねええええええええええ(早口)』

私は照れを隠すため勢い良く窓ガラスを割りながら外に出る。

コネ「あ!!くっそお前!!俺んちやからって!」

鬱「マイクラでの恨みかな??」


そのあと落ち着くまで寒空の下薄着で走り続けた。





因みに受験の方は余裕で合格した。


トン「あ、でも彼氏なんか作ったらそいつ〇ス(父親の様な心理)」

『何言ってんだ出来るわけないだろいい加減にしろ』

コネ「お、過激派かな??」

鬱「まーた、すぐにそういう事しようとするー」




――――
次回!!再び日常編、菜月の料理試食会、菜月の掃除手伝い、実況アシ、大先生フルボッコだドン!
をお送りいたします(大嘘)

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みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時

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