17話 ページ18
noside
『ちな、まだまだ伸びてる模様』
オス「流石トントンの妹...遺伝子が凄いんやな...」
そんな感じで話していたらいつの間にか到着していた。
『うわー、初めての東京や...』
オス「じゃぁ、取り敢えずグルちゃんとこ行って荷物置くか」
相談していると改札口には我らが総統グルッペン・フューラーがいた。
グル「おう。よく来たな。」
『ぐるっちゃ!!』
菜月が勢い良く抱きついたら周りがザワっとした。
グル「お、おい!!公衆の面前で女性、しかも中学生が俺に抱き着くのは不味い!」
『なぜや』
解せぬと言わんばかりにだいしゅきホールドをかます菜月。ゾムはスカートじゃなくてよかったと常々思う。
オス「この凶悪ヅラにこーんな(傍から見たら)可愛い中学生か高校生位の子が抱き着いてたら...ねぇ?」
ゾム「金払って時間買ってそう()」
『あぁ、売〇』
グル「あああああ!!菜月の口からそんな事は聴きたくなかったゾ!」
『一体私はグルちゃんに何歳児だと思われてんだ...』
ひと「お前ら付き合い長いからなぁ...」
少ししてからひとらんらんが近づいてくる。
『?』
グル「紹介しよう。菜月、こいつはメンバーのひとりでひとらんらん。ほら、前にみんなでhoiやったろ?その時の日本」
『ああ!!あの!』
菜月はグルッペンから降りてしっかりと立つ。
『リアルでは初めまして。“妹”ことトントンのリアル妹藤乃菜月ですよろしくね。』
にっこりと微笑みひとらんに手を差し出す。
ひと「! ...初めましてひとらんらんだよ。皆からは菜月ちゃんの話は聞いてるよ」
ひとらんも差し伸べられた手を掴み握り返す。
『うっす!私の事、気軽になっちゃん♡って呼んでいいですよ!』
ひと「うん。じゃぁ俺と話す時も敬語、いつもみたいにとって欲しいな」
『お!!ええんですかい?!』
やったぜと喜ぶ一方、オスマンはグルッペンに菜月を関東に呼んで何をするのか、と聞いた。
グル「菜月のな、高校を見学させようと思ってな。」
その一言に菜月はぴくりと動く。
『グルちゃん。何回言ったらわかるの?私は国立高校に行く気...関西から離れる気はないよ』
グル「関東の方が学科が沢山あるし、学力的にも関東の方が選べるやろ!それに...」
オス「はいはいストップ」
グル「...なんや」
グルッペンがギロりと睨むがオスマンはニッコリと笑う。
オス「続きは家でやろうな?目立ってる」
周りを見ると行きゆく人が菜月らをチラチラ見ていた。
『移動、しよか』
145人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時