14話 ページ15
『やぁ、今日も元気にネギキメてる?』
ゾム「おん。今日もネギ食ってきたで。早く終わったし来たわ」
菜月はなんの驚きもなく挨拶をする。
しかしシャオ鬱コネは急な登場でびっくりしてるようだった。
ゾム「あれ?俺ちゃんとトントンに行くって連絡したんやけど...」
トントンは何食わぬ顔でお茶を啜っている。
『完全にわざとっすね!!流石わしの血の繋がった兄貴やで!』
そんな雑談を知っているとあっという間に昼休憩が終わるのか放送が入る。
〈 保護者リレーに参加する保護者様、生徒の皆さんは至急入場入口に集合してください。繰り返します...〉
『やば』
菜月は残りの弁当をカカカカと箸の音をさせながら全力で掻き込む。
『げぷっ、ご馳走。美味かったで』
菜月は凛々しい笑顔を残し、ゾムと一緒に入場入口に向かった。
鬱「やっだ...なっちゃんイケメン...」
シャオ「トゥンク...」
コネ「俺もあんな男に...」
トン「おい。なっちゃんは俺の妹やぞ。戸籍上女やぞ。」
――
『じゃぁ、運動に向かないスーツ姿で来たゾニキにコースを教えてあげる。』
ゾム「ディスるなぁ。」
菜月はそれを無視し話を続ける。
『最初に二人三脚から始まり終わったら次に借り物競争を1組2個持ってくる。それを持ちながら最後に大玉転がしでゴール』
ゾム「変な組み合わせやな...」
『私が考えた』
ゾム「お前 、ちょっと会長としての権力振り回しすぎひん?」
『校長がいいよって...』
ゾム「仲良しか!」
ゾムはすごいなお前...と言いながら生徒の係員に渡された二人三脚用の紐で二人の足を縛る。
係員「じゃぁ、出る人は並んでくださーい」
係員が呼びかけながらピストルを構える
ゾム「あれ、先生の仕事ちゃうん?」
『わたry』
係員「位置について、よーいドン!」
声掛けとともにピストルの砲声が響く。
それとともにゾムと菜月は勢いよく、尚且つタイミングも合わせ全速で走る。
――
シャオ「うっっわ、なんやあの走り方こっわ!前にバターン行く奴やん!こっわ」
コネ「あっっはっははは!!最高や!これはグルッペン喜ぶで!!」
鬱「なっちゃんイケメソ...トゥンク」
トン「えっ、大先生キモ」
シャオ「あ、二人三脚終わって借り物の紙開いたて勢いよく二人してきたで!!」
二人がこっちに向かいゾムは鬱に菜月はトントンに向かった。
ゾム「おい、脱げ」
『シャオロン、来い』
二人はかっこよく手を指し伸ばした。
シャオ鬱「「......え?」」
145人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時