10話 ページ11
今日は花の日曜日。
大体の人が仕事は休みで束の間の休日を楽しむ日だ。
そんな中私は大ちゃん...もとい鬱大先生の家のベッドの上で寝転がっていた。
『ばぶぅー、まだ動画編集おわらないんでばぶかぁ??ばぶばぶし始めるぞ?ばぶぅー』
枕に顔を埋めながら足をバタバタとして急かす。
鬱「あぁん!!女の子がベッドの上で寝転がっているのに何にもできないなんて...ちゅらい...」
『んな事やったら2度とパソコンを触れない手にしてやるばぶー』
鬱「それはそれで...」
大ちゃんが嬉しそうな顔をすると予測出来るので枕から顔をあげ真顔できもい。と伝える。
そもそも、なんで私が女の敵である大ちゃんの家でこんな事(見張り)をしているのかというとすぐに音ゲーを始めて編集をしない大ちゃんを監視役としてグルちゃんに派遣されたのだ。
因みに報酬はご飯が奢り2回分。
今日はトンちゃんに存分にバブバブしようかと思っていたのに今現在この状況の為、どうしようも無いこのバブみを転がりながら発散していた。
鬱「別にええんやで??このまま帰っても...流石になっちゃんに付き合ってもらうのはどうかと思うし」
『せやったらはよ終わらせてケーキ食いに行こうや
もちろん大ちゃんの奢り』
鬱「えっ、お金...」
『ばぶううううううううう!!!!』
大ちゃんが至極嫌そうな顔をしたのでベシベシと枕で背中を殴る。
鬱「わかった!!わかったから!!隣から壁ドン来ちまうからそんな暴れんとってなぁ...」
それから3時間程たち、午後4時過ぎ。
ケーキのバイキングに来た。
そこはもう女の子が好きそうなきらびやかな所。
『うげぇ...美味しそうだけど此処マジ無理ぽ。絶対小文字厨とかおるって(偏見)』
鬱「まぁまぁ、ええやん?なっちゃんも?一応は?女の子なんやし?」
『はてな多すぎや。伸すぞ』
店員さんに連れられ席につく。
それからバイキング式なのでその説明をされ、店員さんは奥へ戻っていく。
それからというものの私はお皿いっぱいにケーキを載せる。大ちゃんは周りに女の子ばかりのせいか少しだけ載せる。
『足りるん?』
鬱「これなっちゃんの分や」
どうやらさらに乗り切らないのを不満に思っていたが分かっていたらしい。流石やな。
ケーキを楽しんでいると後からきゃっきゃとうるさい中学生位の子らが入ってきた。
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みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時