【名探偵コナン】警察学校の問題児くん【松田陣平】 (ページ21)

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第3章 _1 ページ21

＊Aside

いつものような夕方...だけど、今日は少し違う。自分用のご飯をトレーに乗せてまだ食事中のテーブルを見渡す。

諸「あれ？Aちゃんもご飯？」

トレーにおかずをのせ終わった諸伏くんに隣から声を掛けられた。

『うん。炊飯器の調子が悪くて時間取られちゃって…ごはん食べ損ねたから！』

どこかいい席がないかなぁと見渡していたところに、私たちの会話を聞いていたであろう他の男子が遠くから呼んでくる。

「ねぇねぇAちゃんこっちで一緒に食べようよ！」

「何言ってんだよ、！Aちゃんこっちこっち！！」

普通のナンパと変わりないじゃない...ほんと、懲りないんだから。

萩「おーいAちゃ～ん！！」

『ん？』

聞き慣れた声に目線を持っていけばいつもの騒がしいテーブルに顔ぶれが揃っていた。

萩原くんは良くも悪くもチャラく感じないのは素がそうさせてるいのか。手を振ってくるとウインクされる。

...こっちに来いと言う事だろうか。

諸「ちょうど一席空いてるしっ！良かったら一緒に食べようよ！」

諸伏くんにそう言われ、テーブルを今一度確認すれば...

伊達班長はグーサインをしているし、降谷くんは向かいの席を指さしている。ここ空いてるよ！って事だろうか？

松田くんは.....ガン無視みたいだけど、いいのかな？行って。