【キャラクター集】2

鳳凰霜司【散れ、血塗れた桜】 ページ27

【名前】
鳳凰 霜司(ほうおう そうし)

【性別】
男


【年齢/学年】
18歳/3年生


【性格】
誰もが認める俺様自己中ナルシスト。世界は自分を中心に回っていると思っているし、自分が誰よりも優れていると思っているし、自分が世界で一番格好いいと思っている。プライドがとんでもなく高い。

この性格や苗字、雰囲気からして家がお金持ちのように思えるかもしれないが、そうではない。せいぜい一般より少し裕福な程度。そのためそれほど感性は狂っていない。ただ自分が一番なだけ。お金の使い方も普通。

元々は生徒会長になろうと立候補したがあえなく落選。勿論当選するだろうと考えていた鳳凰は納得できずに抗議したが受け入れられず、ならば「俺様がいかに学校を束ねるに相応しい人間か、愚か者どもにわからせてやろう」と見返すために渋々副会長の座に。今も隙あらば生徒会長の座を奪おうと思っている。「俺様が負けるなんてあり得ねぇ。どうせあいつが汚い手でも使いやがったんだ」と会長に対して思い込んでいるため会長をとても嫌っている。「俺様に指図すんな」とか平気で言う。何様だ。

なんだかんだ言いつつ与えられた仕事は真面目にやる。相手の期待以上にはこなしてみせるし終わるのも早い。文句はくどいほどに言うが。カリスマ性も抜群。なのでそれを知ってる同じクラスの面々には選挙でも「いいんじゃない？」と投票されていたのだが、噂話や見たままのことしか知らない人々にとっては「あんな奴が会長とか絶対無理」といった様子で大不評。落選した。

テストでは常に上位で運動神経も良い。しかしそれで「流石、天才ですね」と言われれば、その時は「俺様だからな」と偉そうに返すが、一人になったときに不満そうな納得いっていなさそうな微妙な表情をする。この結果はずっと地道に勉強を続けているから得られたものであって、少しでも気を抜けばなくなってしまう不確かなもの。鳳凰は勉強をしなくても高得点を取れる「天才」とは違う。
それで自分でも上手く言えない変な気持ちになるのだが、結局は「まあ俺様より頭が良い奴なんていねぇし、あってるか」という結論に至る。

実は自分の能力が死ぬほど嫌い。大嫌い。使いたくもない。それどころか誰か周りの人間が能力に関する話をしているだけで思い切り機嫌が悪くなる。そしてその話を自分に振られると激怒する。鳳凰に能力の話をするのは危険。勿論、鳳凰の能力について聞くのも厳禁。地雷である。

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