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「……大物に手ぇ出しちまったぜ」
「？なんのこと」
「ユリが誰よりかわいいって話さ」
「え、へへ。ありがとう。ジョージもかっこいいよ」
あながち冗談も言っていないジョージはニコ…と笑ってユリの隣につく。
今夜の俺の役目はナイトだ。
そう確信して、ちらちらひそひそこちらを伺う虫ケラどもをキッと睨みつけた。
パーティーが始まってみんなが食事を食べ尽くしてしまうと、いよいよ「妖女シスターズ」が、熱狂的な拍手に迎えられてドヤドヤとステージに上がった。
隣で夢中になって拍手をしながら、ジョージがあれは大人気のバンドなのだと教えてくれる。
「妖女シスターズ」は、スローな物悲しい曲を奏ではじめた。
「さあ、ユリ！」
「行こうぜ、アンジェリーナ」
みんなが代表選手のダンスを見守る中、やはり真っ先にダンスフロアに飛び出したのはウィーズリーの双子のペアだった。
恐る恐るといったようすで踊っていた四組の真ん中に、見てられないと言わんばかりに割って入り、跳ねて回ってやりたい放題。
ユリも、フレッドのパートナーのアンジェリーナ・ジョンソンも、双子に遅れを取るような女ではないのだ。
主役そっちのけに四人でニコニコ踊っていると、それにつられてなのか曲調が一気に明るく変わる。
すると、他の生徒や先生方も一気に肩の力が抜けて、大勢ダンスフロアに出てきた。
途中すれ違ったダンブルドアにウインクを貰ったりして、一曲はあっという間に過ぎ去り。
そのあとは何曲かアップテンポの曲が続いて、ユリは流石に疲れてテーブルに戻った。
「ジョージはアンジェリーナと行かなくてよかったの？」
「……ああ。試合に勝って勝負に負けたってとこだな」
未だに元気を爆発させて踊っている二人の方を見て、ジョージは小さく笑った。
やっぱり双子だと女の子のタイプも似るらしい。
人の気持ちにはやたら敏感なユリはちょっと眉を下げたが、ジョージは気にもせずにユリの頭にぽん、と手を置き、立ち上がった。
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
