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「ハーマイオニー、もう見てられないよ！」
って、叫んでたのよ。
ユリを指さしながら悪戯っぽく笑ったハーマイオニーに、彼女は耳を赤くして不満な顔をした。
三大魔法学校対抗試合、最初の課題のあとである。
ハリーは最後に登場し、そして最短でクリアして今は救護テントの中で座っている。
ずっと喧嘩をしていたハリーとロンの二人は、互いに謝ることもなくすっかり仲直りして、女の子たちを泣かせた。
安堵の涙だ。
そして、十二月に入った木曜日のこと、再び事態が動き出す。
「皆さんにお話があります」
「変身術」のクラスで、終業のベルがいまにも鳴ろうというときだった。
「クリスマス・ダンスパーティが近づきました」
三大魔法学校対抗試合の伝統。
いつものクリスマス・パーティとはまた違った響きに、ユリの胸は高鳴った。
パーティは好きだ。
クリスマスはいつもなんだか熱を出したり、事件に巻き込まれたり、散々だが。
ともあれ、クリスマスにホグワーツに残る希望者リストに、ユリは嬉々として名前を書いた。
このリストにこんなに大勢の名前が書き込まれるのを見るのははじめてだ。
今年は、四年生以上は全員残るようだった。
ユリは、忘れないうちに父に手紙を書いた……『学校で、クリスマスにダンスパーティがあるそうです。ドレスを送ってくれませんか。』
すると、すぐに包みを足に括り付けたジョン・ドゥが帰ってきて、開いた手紙にはこうある。
『ユリへ
楽しく過ごせているようで何よりです。
事情は聞いているよ。
ドレスは、赤と緑で最後まで迷って、結局黒にしました。
不吉な色と言う人間もいるだろうが、黒というのは元来気高き色だ。
ユリのかわいさに、きっと良く映える。
どうせなら、写真の一枚でも送ってほしい。
それから、変な男にはついていかないこと。
正直それだけが非常に心配です。
できれば、気心の知れた友人と一緒に行くべきだと思う。
たとえば、ハリー・ポッター君とか。
父より』
ユリはしかし、自分とハリーが組んではリータ・スキーターの格好の餌食だろうと考えたので、ハリーを自分から誘うことは無かった。
彼女はダンブルドアがホグワーツを出禁にしたけれど、不気味なもので、どこから見ているかわからないのだ。
ロンはロンで事情があって誘わなかったので、結局また父の言いつけを護れるかどうか微妙だ。
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
