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「まﾞくﾞこﾞなﾞかﾞるﾞせﾞんﾞせﾞえﾞ」
ちょっと泣いていたユリだったが、先生が飛び込んできた時、やっと本当に安心して号泣しながらマクゴナガル先生に抱きついた。
涙で先生の高そうなローブがびしゃびしゃになったが、先生は諦めてユリをそのままに説教を始める。
説教が終わった時、何故かグリフィンドールには五点が与えられていた。
いつのまにかハーマイオニーはいなくなっていて、ユリはマクゴナガル先生に促されハリーとロンとともにとぼとぼ寮への道を歩く。
「アー、ユリ、ごめん」
何故だかハリーが謝った。
ユリは涙を拭いながら首を横に振る。
だって、謝られるべきは自分じゃあないから。
グリフィンドールの談話室は人がいっぱいでガヤガヤしていた。
みんな談話室に運ばれてきた食べ物を食べていた。
ハーマイオニーだけが一人ポツンと扉のそばに立っている。
ユリはハリーとロンの、少し後ろに立っていた。
互いに気まずい一瞬が流れた。
そして、三人とも顔を見もせず、互いに「ありがとう」と言ってから、急いで食べ物を取りに行った。
出遅れたユリは、それでも慌てることをせず、最後の涙を拭ってにっこりと笑う。
それ以来、四人は唯一無二の友人になった。
それでもやっぱり、ロンとハーマイオニーはよく喧嘩をした。
それを諌めるのがハリーで、にこにこ眺めて場を穏やかにするのがユリの役どころだった。
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にはろ(プロフ) - 理緒さん» ご意見ありがとうございます！修正しました。今後ユリという名前に関する記述が少し出てくるかと思いますが、無視していただければ大丈夫です。 (2022年4月19日 21時) (
レス) id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - 名前ってユリになってるんですがリノを使いたいのですが変えれませんか？ (2022年4月19日 10時) (レス) id: 946438c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年1月24日 13時
