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「今度の飲み会の後ってちょっと話せませんか?もちろん、送るんで」
玉森くんに、こう言われたのは数日前。
今日は会計課のいつものメンバーで久しぶりに飲みに行くことになってて、その後に話がしたいとのことだったので、飲み会の店の近くにあるカフェに行くことになった。
そして、仕事終わりにみんなで駅に向かう。
私は宮っちと話しながら一番後ろをを歩いていた。
すると、駅の改札に上がったところで、前を歩いていた玉森くんが立ち止まった。
「おっと、玉〜。どうしたの?」
宮っちがそう言うと、向こうから「玉ちゃん…」と呼ぶ声がした。
玉森くんの影から声がする方を見ると、前に可愛らしい女の子が立っていた。
「…何してんの?」
玉森くんが困ったようにその女の子に言う。
すると、私と同じように女の子の存在を確認した宮っちが、
「あっ!もしかして瑠璃ちゃん…」
と、わりと大きな声で言ったので、女の子は少し戸惑っていた。
「ちょっと声大きいっ!玉森くん、先に行っとくね?」
「あ…はい、スイマセン。すぐ行きます」
私は宮っちはを引きずって改札をくぐった。
「スイマセン、つい声に出ちゃって…あれたぶん瑠璃ちゃんですよ。可愛いから覚えてました。
ほらっ、花火大会の時に俺と千葉ちゃんが会った人ですよ」
「あ〜!あの時の。でも…なんか微妙な空気だったね」
「瑠璃ちゃん、彼氏居たんですよ。玉がこの前、瑠璃ちゃんの家で鉢合わせしたらしくて…
めっちゃ最悪なシチュエーションですよね?!」
それはまたキツい状況…
玉森くんは、少ししてからお店にやって来た。
そして、みんなでいつものようにワイワイ騒いで、あっという間に時間が過ぎた。
小泉さんは相変わらず毒舌で、いつものように宮っちはいじられてた。
でも宮っちは最近、真剣に彼女との将来を考えているようで、話を聞いてちょっと見直した。
彼女のことを本当に大切に想ってるのが伝わってくる。
ちょっと羨ましいな〜…なんて思ったり。
千葉ちゃんは同級生の彼氏とは別れてからコンパに行きまくってるけど、なかなかいい出会いが無いようで、「マジであり得ないですよねぇ〜?」とか言いながら、色んな話を聞かせてくれた。
そんなみんなと別れて、私は玉森くんと近くのカフェに入った。
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北山さん大好き - 凄い夢のようでした。北山さんと恋人や結婚だなんて凄いと思いました。ずっと夢見てみたいです。 (2020年6月9日 14時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - kanako2735さん» はじめまして、コメントありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです★不定期更新てすが、良かったらその後のお話もご覧下さいね。感想お待ちしています。 (2016年1月30日 16時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
kanako2735(プロフ) - はじめまして!今日1話から1日かかって全部一気に読ませていただきました!笑とても読みやすく、ハラハラドキドキでした。みっくんのプロポーズ凄くよかったです。違う話も覗きに行きますね!これからも楽しみにしてます!! (2016年1月29日 23時) (レス) id: 5866981bfb (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ライラさん、コメントありがとうございます。正直、誰とハッピーエンドにしようか迷った時もあったんですが…喜んで頂けたようで嬉しいです★また、番外編にも遊びに来てくださいね。 (2015年11月27日 23時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - よかったです〜!゜+(。ノдヽ。)゜+。誰にいくのか最後まで分からず、私ならもう玉ちゃんで…みっくんもうやめとこ…やっぱり太ちゃんか?と私の中ではブレブレでしたが、途中から主人公のみっくんへの一途さがハッキリしてきて、最後まですごく納得がいくお話でした♪ (2015年11月27日 9時) (レス) id: 9ebc20e9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作成日時:2015年11月1日 17時