怖くなった日 ページ10
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「じゃあ行ってくるから」
母「…Aちゃんがおらなママ死ぬ」
「そんなこと言わんとってよ…
亮だって幼稚園行かなあかんやん」
母「じゃあ亮だけ送って帰ってきて。
学校には休みの連絡しとくから」
「お母さん…」
母「今日だけ」
それから母の私への依存は激しくなった。
この今日だけに付き合った結果
1週間学校にいけなかった。
この母からの呪縛に
一生このままなんじゃないかと怖くなった。
ピコン
和也 最近学校来てへんけど大丈夫？
早く来れるようにゆっくり休みやー☺️
全然会ってないからそろそろ会いたいわー！
「…私も会いたい…」
そんな思いから、翌日私は
亮を送り届けた後家には戻らず学校に行った。
「おはようございます。」
担任「あれ、今日も休みじゃなかったか？」
「体調良くなって…」
担任「そうか。まぁよかった！」
やっぱりお母さんは
今日も私を家から出す気はなかったようで
狂気すら感じ始めていた。
沙穂「え…えぇ〜！
Aもう大丈夫なんー？？」
と教室についた瞬間抱きついてくる沙穂に
うん。と答えるとパッと和也と目が合う
大橋「久しぶり〜」
「久しぶり」
沙穂「Aが休んでる間
大橋くん毎日私にAの安否確認してたんやで笑」
「はは笑 なにそれ笑」
大橋「こんな1週間も休んでたら
なんか重大な病気なんちゃうかと思うやん！笑」
沙穂「インフルとかあるやん笑」
大橋「確かに…ほんまやなぁ笑」
そうケラケラ笑う2人の笑顔を見ると
しんどかった心が明るくなってくる。
私の居場所。
些細な生活もそんなふうに思える。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
