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大橋母「またいつでも来てね！」
「本当にありがとうございます。
ごちそうさまでした！」
大橋父「気をつけてね。」
「はい。お邪魔しました。」
大橋「ほな俺送ってくるから」
そうして、寝てしまった亮を抱っこした和也と
一緒に家までの道を歩く。
大橋「騒がしい家族でごめんなぁ」
「全然！みんな優しくて素敵な家族。」
大橋「どうしたん？」
和也のその言葉でようやく自分が泣いてるということに
気がついた。
その涙を急いで拭く。
「ごめん笑」
大橋「泣いたらええよ。
頑張ってるもん。A。
辛かったら泣いたらいいんよ。」
そう言って和也は私の頭をポンポンとする。
その暖かさにまた涙が出てくる。
「…ぐす…私…頑張れてるんかなぁ…」
この現状を何も変えれてない。
亮のためにもっともっとお母さんを変えるべきやのに…
諦めて、逃げて…
大橋「頑張ってるよ。
Aがそう思わんくても俺がちゃんと見てるから。
家族のために自分の気持ち削って頑張ってるとこ。」
「…うぅ…ぐす…ごめん…こんなとこ見せて…」
大橋「じゃあこれで見えへんよ」
そう言って抱きしめてくれる和也。
そんなに大きくないと思ってた彼の胸は
すごく大きくて、あったかくて、優しかった。
誰かに抱きしめられたのなんかいつぶりやろう。
こんなにあったかかったっけ？
お母さんってどんなやっけ？
…違うわ。
和也やからこんなに落ち着くんや。
和也の優しさが…
そんな彼の胸の中にしばらく包まれていた。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
