. ページ46
.
大橋side
長尾「あ、Aさんと花村さんやー」
大西「家近くなんかなー？」
りゅちぇと謙杜とご飯に行った帰り
ホテルまでの道でAと花村くんを見かけた。
2人はスーパーの帰りなのか
花村くんが袋を持ち、楽しそうに話して歩いてて
手は繋がれていた。
見たくない。
そんな思いになって目を逸らす。
長尾「へー2人って付き合ってたんや
美男美女カップルにも程があるな〜」
大橋「本間やな笑」
そう謙杜が関心してるのにも
つい適当な返事になってしまう。
大西「ショック？」
大橋「え？」
そう心配そうに俺の顔を覗き込んで来るりゅちぇ。
大西「大橋くんAさんの事好きなんやろ？」
大橋「え、何で知ってるん？」
大西「見てたらすぐわかるよ笑」
長尾「え！？そうなん！？大橋くん！？」
大橋「ここ分かってないのおるけど笑」
大西「この子は例外」
りゅちぇがそう言うと
"何がよ！"と言う謙杜は
はっと何か気付き俺を見る。
長尾「え、大橋くん大丈夫っすか？
あんなとこみたらショックちゃいます？」
大橋「いや、大丈夫。笑
知ってたもん。付き合ってるの笑」
大西「大橋くんの気持ちはいいの？」
大橋「んー…Aが幸せならそれでいい。
って思いたいんやけど、なんかなぁ…
諦められへんよね笑」
大西「そりゃそうやんねー…」
そう分かってくれるりゅちぇに
長尾「俺略奪全然ありやと思います！
どっちが幸せなんか
結局選ぶのはAさんな訳やし！」
と応援してくれる謙杜に
"ありがとう"と言いながら
角を曲がっていくAたちを見つめた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
