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大橋side
大橋「じゃあまた、明日。」
「また明日。」
そう言い玄関を出ようとした時
もう一つ聞きたい事を聞こうと立ち止まる。
「和也？」
大橋「あのさ…今って…彼氏おるん？」
「…うん。おるよ。」
大橋「そっか。ごめんな！
家上がってもたけど彼氏怒られへん？」
「うん。大丈夫。誘ったの私やし。」
大橋「よかった。
じゃあ、ほんまにまた明日。」
「うん。おやすみ」
そうニコッと笑い合い、Aの家を出た。
大橋「…」
彼氏おるんかー…
そりゃそうよな。
あんな綺麗で、俺らももういい歳やし。
やけど…
大橋「結構キてるなー…」
そう言いながら夜空を見上げる。
いつまでも俺だけのAでおってほしかった
そんなエゴに自分が嫌になる。
Aが幸せなんやったらそれでええやん。
やのになんでこんなに諦められへんのやろ。
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ー翌日ー
「花村！それこっちに変更するわ！」
花村「了解っす。パンツも変えますよね。
用意しときます！」
「お願い」
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ー翌々日ー
「佐野ちゃん花村のバックアップお願い」
佐野「はーい！」
「香織(松田)は西野と搬入お願い」
松田 西野「はい！」
あの日からずっとAのことを目で追ってしまう。
「よい…しょ…」
グラッ
Aが荷物を持ち上げた瞬間
重たかったのかグラッと体勢を崩してしまう。
「わ…」
大橋「…！」
花村「おっと。大丈夫っすか？」
「大丈夫。ありがとう〜」
花村「重いのは俺持つんで置いててください」
そう言いAの荷物を取る花村くん。
「ありがとう」
花村くんに向けるその笑顔でピンときた。
花村くんと付き合ってるんや。
そっか。そうよな。
仕事も一緒で、気が合う2人やし
俺の入る隙なんかないよ。
やのに
やのになんで
Aの側には俺が居たいと思ってしまうんやろ。
そんな思いと悲しいくらいにお似合いな2人に
その場を離れるしか出来ひんかった。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
