あの時ごめんね 謝った日 ページ38
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「コンビニでいっかー…」
なにわ男子のデビュー日
彼らの動向につきっきりだった為
全ての仕事が終わった後
事務所に戻り他の仕事をしていたら
帰る時間が遅くなってしまった。
もちろん夜ご飯なんか作る気力は起きなくて
いつもとは違う経路でコンビニに立ち寄って
帰路についた。
？「A…？」
後ろから呼ばれたその声に振り返ると
そこには和也がこちらに向かって走ってきていた。
大橋「え？なんでおるん？」
「家、この辺りで…」
大橋「そーなん！？
俺も最近この辺のホテル暮らしやねん！」
「すごい偶然ですね」
その言葉にびっくりしていると
和也は私をジーッと見てくる。
「？」
大橋「今仕事帰り？」
「はい」
大橋「え、こんな遅なったん俺らのせいやんな？
ごめんなぁ…」
としゅんとした顔で謝ってくる和也。
にこーっと笑って見せたり
しゅんとして見せたり
飼ってる犬みたい。笑
本当…変わってない。
そう思うとふっと笑ってしまう。
「全然みなさんのせいじゃなくて
他の仕事が残ってただけなんで。」
と言うとまたニコッとする和也。
大橋「ちょっと話さん？」
「…でも、色々と問題起きてもダメだし」
大橋「ただ話すだけやねんから
撮られても正直に言えばいいだけやん。
どっか空いてるお店あるかなー。」
「じゃあ…」
そう私の手を取り歩き出す和也を止める。
「私の家、来る？」
そう咄嗟に言ってしまったけど
何を…言ってるんやろ。
外で撮られるリスクよりはいいと思ったけど
むしろこっちの方があかん気がしてきた。
「あ…ごめんなさい。そっちの方がダメですよね…」
大橋「ええの？行く。行こ行こ〜！」
私の言葉なんか聞こえてなかったかのように
るんるんと歩き出す和也。
そんな彼に私はさっきの言葉を飲み込んだ。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
