日々 ページ4
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Aside
私の家は母子家庭で、
父親は弟が生まれてすぐ病気で死んだ。
そこからお母さんは、寂しさからおかしくなった。
ガチャ
あ…あん…あぁ…
「…亮、今日外でご飯食べよっか」
亮「はーい」
高校1年までは、母も一生懸命働いて
私たちのことも何不自由なく過ごせるよう
頑張ってくれていた。
だけど1年の冬。
今の彼氏と出会ってから、
お母さんの帰りが遅くなり
私が亮を迎えに行くことが多くなった。
仕事も休む日が増え
私たちが家に帰るとあの状況。
その度に私は亮と外食しに行き
時間を潰してから家に帰る。
そんな日々が続いていた。
「亮何食べたい？」
亮「ハンバーグ！」
「じゃあハンバーグ行こっか！」
今日もそんな日々。
もう悩むこともやめた。
悩むだけ、悲しみの数が増える。
だけど、今日…
大橋くんのあの笑顔にすごく…癒された。
あの明るさと、太陽のような笑顔。
久しぶりに嫌な事を全部忘れて
単純にあの空間が楽しかった。
「ただいま」
亮「ただいま〜」
母「おかえり。お迎えありがとね」
「うん。ご飯も食べてきたよ。」
母「ありがとう。助かる。」
「うん。お風呂は一緒に入ってあげて」
母「うん」
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いつもなら
何事なかったような顔しやがって
そう思うのに…
大橋くんともっと話したい。
自然とそんな思いでいっぱいになって
その日は家に帰ってもずっと大橋くんのことを考えていた。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
