本当に別れた日 ページ28
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女A「お母さん自分で手切ったんやって…」
女B「え、マジ…？」
男A「男遊びやばかったらしいで」
男B「え、男と無理心中？」
学校に行くと、そんな心無い言葉たちが私に突き刺さる。
女C「ばりメンヘラやん笑」
女D「普通そんな状態のお母さん1人にする？」
女C「実のお母さんやのに信じられへんよなー。」
別にいい。
どんな事情があろうと、他人からすれば
全部本当の話だ。
気にするな。
沙穂「Aーおはよー！」
「わ…」
そう後ろから声をかけられびっくりしていると
沙穂がケラケラ笑っている。
沙穂「私がこんなんで離れてくと思った？」
「…正直、思った」
沙穂「ひどぉ〜笑
こんなにAの事好きやのに！笑」
「ふふ。ありがと。なぁ沙穂？」
沙穂「んー？」
「私、今日で転校することになってん。」
沙穂「…え？」
私の言葉に固まる沙穂。
そりゃそうか。
お母さんの死から1ヶ月
学校休んで、やっと来たと思ったら転校って
わけわからんよな。
本間は、顔すら出さずに転校するつもりやった。
やけど、大事な友達に一言伝えたくて
今日ここに来た。
「なにも言ってなくてごめん。」
沙穂「え？遠くにいくってこと…？」
「うん。
お父さんの方の親戚が引き取ってくれることになって。
東京に行く。」
沙穂「そっか…寂しくなるなぁ…」
そう言う沙穂は目に涙を溜めていて
私にぎゅっと抱きつく。
沙穂「今度こそ。人生楽しんでな？」
「うん。」
この時つくづくいい友達を持ったと思った。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
