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大橋side
大橋「バイト？」
「そう。始めようと思って」
大橋「え、なんでなん？急に」
学校からの帰り道、
急にバイトを始めると言うAに
ちょっとびっくりしながらそう答える。
「ただで住ませてもらってるのも悪いし
やりたいことがあって。」
大橋「やりたいこと？」
「専門学校行きたくて。服飾の。
将来そっち系の仕事つけたらいいなって。」
初めて聞いたAの夢に
つい顔が綻んでしまう。
大橋「ええやん！めっちゃいいと思う！」
「ありがとう。
だからそのためにも自分でお金貯めたいねん。」
大橋「そっか。いいと思う！
でも無理しすぎたあかんで？」
「うん！ありがとう」
それからAはバイトを始めて
学校でも家でも服飾の勉強を本格的に始めていた。
忙しそうやけど
充実した顔をしてるAの姿に
俺も俺の家族もみんな嬉しいなって話をしてて、
同時に亮のこともちゃんと見てあげてるAを
すごいなって尊敬もしてた。
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ジー…
隼人「また見てんのか」
休み時間に勉強してるAを
ジーッと見てると隼人がそう話しかけてくる。
大橋「え？笑 だってめっちゃ綺麗くない？笑」
隼人「綺麗なー。
今吹いてるそよ風なんかAのために
吹いてるみたいに思えるもんな。笑」
そよ風になびく髪の毛がまた綺麗で
そのことを言ってるんやろう。
大橋「確かに笑」
隼人「付き合ったんやろ？Aと」
大橋「うん。」
隼人「かぁ〜！むかつくけどお似合いなんよな。」
大橋「なんでむかつくんよ笑」
隼人「え、どこまでいったん？」
大橋「ちゅーまで」
この年頃の男が話す内容なんか
こんなんばっかりで、Aが聞いたら呆れるやろな
って思いつつも正直に話してしまう。
隼人「まだ！？付き合ってもう2ヶ月くらい経つやろ？」
大橋「経つけど…え？みんなそんな早いん？」
隼人「よく我慢出来てるよな。
一緒に住んでて。したいと思わへんの？」
一緒に住んでるって言っても実家やし…
亮もおるし…
でも…
大橋「そりゃその内はしたいけど…」
隼人「はよ行っとかな後悔すんで」
大橋「なんやそれ笑」
この時はピンと来てなかった俺やけど
その後すぐビビッと来る出来事が起こる。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
