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沙穂「Aってさぁ…」
「んー？」
沙穂「大橋くんと付き合ったん？」
「…」
放課後、バイト先を探しスマホをいじっていると
急に沙穂がそう聞いてきた。
私があからさまに一時停止したもんやから
ふふっと笑う沙穂。
沙穂「付き合ったのね笑」
「うん。黙っててごめん笑」
沙穂「全然。
でも、気をつけてよー？」
「なにが？」
沙穂「この学校、隠れ大橋ファン多いから。」
隠れ大橋ファン…
そりゃそうか。
ジャニーズやもんな。
ポンコツに見えて実はハイスペやもんな…
と妙に納得してしまう。
「私はどうすれば？」
沙穂「今まで通り。至って普通に。」
そう真面目な顔をして言う沙穂に
私も真面目にうん。と頷く。
と…
大橋「A〜♪一緒に帰ろ〜♪」
沙穂「問題はこっちか。」
こっちは無理やった。
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それから瞬く間に私と和也が付き合ってるのが
広まっていき、2人で廊下を歩いてても
みんなからの視線が突き刺さる。
ー数日後ー
「大橋人気、ここまでやったとは…」
沙穂「ははは笑
まぁでも相手がAやから
みーんな納得してるんじゃない？
一応あなたもマドンナ位置なんやから。」
「絶対そんな事ない。
みんなの視線ナイフやもん。女子。
私のこと切りにかかってる。」
沙穂「ほんま？笑 沙穂はお似合いやと思うけどぉ？」
そう私のことをジロジロ見てる女子たちに
聞こえるように言う沙穂。
「沙穂。それ煽ってるから。」
沙穂「はは笑
まーさ。なんかあったらいつでも聞くから。
今を楽しめ」
そんな頼もしい沙穂にふっと笑う。
「ありがとう。好き」
沙穂「大橋くんがな」
「敵なん？味方なん？笑」
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
