普通じゃない普通の日 ページ18
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大橋母「おかえり〜」
亮「お姉ちゃん！和にぃおかえりなさい！」
大橋「ただいまぁ〜」
「ただいま」
和也の家で過ごさせてもらってから1週間が経った。
最初は寂しそうにしていた亮も
もうすっかり元気になっていて
私は"普通じゃない普通"を謳歌していた。
和也のご両親のおかげなのか
お母さんが私たちを見捨てたのかはわからないが
幸いお母さんが私の目の前に姿を現すこともなかった。
大橋「Aー」
「ん？」
大橋「俺明日Jr.の仕事あるから
学校休まなあかんわー」
「そうなん？ノートは任せといて！
頑張ってね！」
亮が和也のお兄ちゃんとお風呂に入っている間
和也の部屋でそんな話をする私たち。
私はつい顔が綻んでしまう。
大橋「何でそんなにわらってるん？笑」
「だって和也にお仕事入るん嬉しいやん！」
大橋「関西Jr.ほとんど出る仕事やで？笑」
「それでも！
和也の夢にちょっとでも近づけるチャンスやもん。
それだけでも嬉しいの！」
私がそう言うと和也はぎゅうっと私を抱きしめる。
大橋「なぁ結婚して？
絶対いい奥さんなるもん。俺Aがいい」
そう少し感心したような、半分冗談のような顔をして
言ってくる和也に私はふふっとわらってしまう。
「じゃあ絶対デビューしてな？」
大橋「任せて〜」
そんな会話をしながら笑い合う私たち。
いつか本間にそうなればいいな。
そんな事を思いながら明日の亮の準備を進める。
あ。
ハンカチも…肌着も…
もうちょっと用意してた方がいいな。
今度取りに行こう。
大橋「なぁA？」
そう考えてたら和也が話しかけてくる。
「ん？」
大橋「ちょっとは楽になってる？」
そんな真剣で優しい和也の顔をみて
私も優しく笑い返す。
「うん。こんなに落ちついてるの久しぶり。」
大橋「そっか。ほなよかった。」
「ありがとう」
亮「おにーちゃーん！」
ドサ！
その時お風呂から上がった亮が部屋に来て
ドサっと和也にタックルしてくる。
大橋「お！笑 さっぱりした？」
亮「うん！髪乾かして！」
大橋「ええで〜いこか〜」
そんな光景にまた笑みが溢れた。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
