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それからAは俺のお母さんにも
自分から話がしたいと言い、説明をした。
案の定、お母さんもうちに居なさいと言い
亮くんのことは親同士で話た方がいいと
Aのお母さんに話してくれる手筈になった。
「この話聞いたらまた荒れそう。あの人。」
そう俺の部屋で2人で話してる時に言うA。
大橋「お母さん？」
「うん。自分は選ばれへんかったって。」
きっとそうなると、またAに依存しだすんやろう。
俺でも想像できるから
Aにはもっともっと先のことが見えてるんやと思う。
大橋「怖い？」
「何も関係なく過ごしてた人たちを…
私の大切な人たちをあれに巻き込むのが怖い」
そういう彼女の顔はすごく悲しそうな目をしてた。
大橋「大丈夫。」
そう言いながらAの頭を撫で
顔を覗き込む。
大橋「どんな事が起きても守ってあげたいくらい
俺らにとってもAは大切な人なんやから。」
な？と笑いかけると
Aも優しく笑う。
「…ありがとう」
2人で笑い合い、パッと目が合う。
大橋 A「…」
その瞬間に流れるこの雰囲気。
こーゆう時、なにも聞かずにするのが
かっこいいんやろうけど、でも今は違う気がする。
大橋「キスしていい？」
そう言うと少し恥ずかしそうに頷くA。
大橋「怖くない？」
「和也やから。怖くない。」
そう言うAにふっと笑いかけると
頬を優しく包み込んで触れるだけのキスをする。
傷つけないように。
優しく。
そして唇が離れるとAはぎゅうっと
抱きついてくる。
「今日一日で人生で1番の最悪と幸せ経験してる。笑」
大橋「ほんまやなぁ笑
でもこれからは幸せしかないよ」
俺が絶対そうしていくから
そんな思いを込めて言ったその言葉に
Aはニコッと俺に笑いかけた。
大橋母「和ーAちゃーん。
亮くん来たよ〜」
玄関から聞こえるその言葉に
2人で顔を見合わせ、Aと亮くんを出迎えに行った。
そしてAのお母さんと話をつけ
しばらくは2人とも俺の家で過ごすことになったと
説明を受け、Aは"ありがとうございます"と
深々と頭を下げていた。
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うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
