. ページ11
.
だけどそれは束の間の息抜きにすぎなかった。
担任「Aちょっと」
「はい」
2時間目を終えると担任から呼ばれ廊下に出る
担任「お母さんから連絡があって
身内に不幸があったみたいやわ。
今日はもう帰り。」
このタイミングで身内に不幸なんか…
「嘘です。それ」
もう戻りたくない。
担任「お母さんがそんな嘘つくわけないやろ…」
「嘘なんです。
あの人、この1週間私のこと軟禁してて
それで今日もそんな嘘…」
ここで帰ったらまた一緒や。
担任「軟禁ってお前…」
「今日帰ったらまた学校来れんくなる。」
担任「なんのためにそんなことするんよ」
「1人になりたくないから。
誰かに依存してないと生きていかれへん人から」
誰でもいい。
担任「そんな人には見えへんかったけどなぁ」
「そんな姿、他人に見せますか？」
担任「それはそうやけども…
なんにせよ俺には身内の不幸が本間がどうかは
確かめつかへんから、確かめるためにも帰ったらどうや？」
助けてください。
「お願いします」
担任「ちょ…なにを…」
「お母さんの言うこと鵜呑みにしないでください…
助けてください…」
あそこから抜け出すためなら
土下座でもなんでもいくらでもする。
自分の道は自分で切り開く。
.
少し設定変えました！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うな(プロフ) - 颯那さん» 初めてのコメント！！ありがとうございます🥺そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますね！ (1月15日 22時) (
レス) id: 1d6ff60bd2 (このIDを非表示/違反報告)
颯那 - 設定が面白くて、毎回どういう展開になるか予想できなくて読んでいてすごく楽しい気持ちになります！！続き楽しみにしています！！！ (1月15日 19時) (レス) @page11 id: b54361d125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うな | 作成日時：2024年1月2日 21時
