第28話 合宿審査5日目&6日目 ページ28
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今日もトレーニングをして、その後皆で昨日の分話し合って、けどなんかレイちゃんの具合があんまり良くなさそうで、
本人は風邪じゃないよ!大丈夫大丈夫!って感じだったけど、心配だなぁ……
もちろん、話し合いもそこそこにして、その日は解散になった。シュントと部屋に戻り明日の中間発表の事など話してたら、シュントがずっと聞きたかったことがある!と言ってきた。
シュント「ねぇA聞きたいことがあってね」
『うん?何を?』
シュント「Aってさ朝、走ったりしてる?」
『走ってるよ』
シュント「何時くらいに走ってるの?」
シュントがあのキラキラした目で私の顔を覗きこんでくる。
『えー…でも遅くても朝5時には起きてるかな』
シュント「はや!…じゃあ俺も明日行っていい?」
『え、シュント起きれるの?』
いつも私が見ている朝4時5時のシュントは、私の布団に潜り込もうとしている姿だ。
シュント「俺だって起きようと思えば起きれるよー」
『じゃあ明日一緒に行く?』
シュント「え?!いいの!やった!!」
『そんなことが聞きたかったの?別にいくらでも答えるよ』
シュント「ほんと?じゃあ…」
それから好きな食べ物の話や好きなアーティストの話、メンバーの話だったり日高さんの話など。いつの間にかレオくんやマナトくんも来てて。楽しかった。
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『シュントー朝練行くんでしょ?』
シュント「…ん…もう朝?…行く…行くから……」
『置いてくよ?……外で待ってんね俺』
置いてくという言葉にようやく目が覚めたのかもそもそと着替え始めるのを見ながら外に出た。
いつもシュントは6時くらいまで本当に起きないから着替えも楽だが今日は冷や冷やしながら急いで着替えた。
ガチャ
シュント「お待たせー」
『じゃあ行こっか』
そう言っていつも通ってる富士山が見える道、そしてその道の近くにある少し開けた場所まで行く。
シュントはここまで来たことはなかったみたいでキョロキョロしている
シュント「いつも走って終わり?」
『あとは好きな歌とダンス踊って走って帰ってる』
シュント「そっかじゃあ各々やろ」
シュントと少し距離をとって毎日やっている声だし、そして好きな曲のカバーダンスと曲を歌う。この時だけは何もかも忘れて踊れる気がする。
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蓮井さん(プロフ) - ぽぽぽさん» 間違っていて本当に申し訳ないです…そして教えてくださって本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いします (2022年2月2日 21時) (レス) id: 00bd9fb4d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽ - 細かいとは思うのですが…SKY-HIがSKY-HYになってるところあります。楽しませてもらってます。これからも頑張ってください (2022年2月2日 20時) (レス) @page2 id: 2afc9bf18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月1日 5時