兄弟が増えました (ページ42)

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帰宅してから御守りの事で話しをした

ちりめん細工の小物を御守りにつけてはと実物を見せてみると持ちやすいと喜んでくれた

私が渡す御守り用のちりめん細工は皆に見せて選んでもらう

初詣でに行った組の御守りに付けてみた

こんなふとしたやりとりも楽しい！！！

喜んでる姿を見れて嬉しい！！

無くさないように明日の組洋は箱に入れておいた

寝る準備をしていたらゾムさんに呼び止められた

『どうしました？』

ゾム｢あんな？あの・・・これやる」

渡された中身はネックレスだった

綺麗なセラフィナイト！！

『えっと？・・・・・良いんですか？』

ゾム｢おん！似合うと思ってん♪

今後付けてほしいんや」

照れながら笑顔で言ってくれてるゾムさんに断る理由がない

『わかりました

大切につけていきますね♪

ありがとうございます！』

笑顔で言うとゾムさんはホッとしたようなはにかんだ顔に可愛いなと思った

ゾムさんは私の頭を撫でて部屋に戻っていく

私は何となく恥ずかしくて嬉しいのに熱くて仕方ない・・・

この気持ちは何だろうか？

部屋についてからもフワフワとモヤモヤとしながら寝れなくなってしまった

横になってもゴロゴロしても寝れない・・・

ホットミルクを飲むと落ち着くかな？と台所に

リビングを通ろうとしたら鬱さんにシャオさんとグルさんとトントンさんとひとらんさんがテレビを見ていた

なんだかしんみりしている様子に何事かな？と見に行く

『皆さんも寝れませんか？』

ひとらん｢あー・・・うんそうなんだ

何となく寝れなくて」

困った様子のひとらんさんにトントンさん

暗い顔のグルさんと鬱さんとシャオさん

何時もの笑顔が見られない

『何かあったんですか？』

言いたいが言いにくい感じにどうすればと思っていた

シャオさんがソファに座ったまま両手を広げて私を見ている

何かな？と何も言わずに近づいてみた

私の胸に頭をグリグリしながら抱き締められている状態にどうするかと思いながらシャオさんの頭を撫でる

無言のまましばらくたつと鬱さんに手を引っ張られる

鬱｢なぁ？Aちゃんは１回目の初詣で楽しかった？

すぐ終わったしあんま楽しめなかったんやない？」

『沢山楽しめましたよ？

私の事を考えて選んでくれた神社ですから

不満なんてありません』

シャオさんの力が緩んだところで鬱さんに抱き締められた

そのまま私は鬱さんの頭を撫でて力を緩むのをまった