兄弟が増えました (ページ40)

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目が覚めたら雨だった

天気予報では午後には晴れるらしいけど

出掛けれるかな？と心配した

起きてきたショっピ君とゾムさんは見るからに落ち込んでる

チーノ君は私の服を引っ張ってきた

チー｢お姉ちゃんは落ち込まんの？出掛けれないかもしれんよ？」

『午後には晴れるみたいだから大丈夫だよ？』

チー｢でも晴れんかったら？

エミさんが駄目って言ったら？

わからんやんか？」

みるみる落ち込み始めたチーノ君の頭を撫でながら話した

『そうならないようにエミさんの所にいこう？

皆楽しみにしてるんだから良い方向に行けるように話し合おう？』

言い聞かせる様に話すが納得していない・・・

ショッピ君も話が聞こえたのか抱きついてきた

二人が可愛い・・・

様子を見ていたロボロ君も抱きついてきて癒し空間になったし本人達には悪いが微笑ましい♪

四人でエミさんの所に行くとゾムさんと何か話していたみたいだった

声をかけようか迷っているとチーノ君がエミさんに駆け寄っていく

チー｢エミさん！エミさん話があるんや」

私の方を見たエミさんは理解したのか苦笑いをしている

『お話し中すみません

初詣での話なんですが？大丈夫ですか？』

エミ｢あぁその話をゾムさんとしていたんですよ

皆さんで話しましょうか？」

６人分の飲物とクッキーを用意してゆっくりしながら話すことにした

エミ｢雨が酷くなければ行きたいと思っています

ただ早目に帰ることになるのでゆっくりとは出来ません」

チー｢色んな所見に行けんの？」

エミ｢一通り見たら帰りたいとは思ってます

風邪を引いたら大変ですし」

『最悪な場合の話だから大丈夫だよ？

晴れてくれるようにてるてる坊主作ろうか？』

ゾム｢雨止んだら色々行きたいんやけどええ？」

エミ｢グルさん達には私から話しますね」

『じゃぁそんな感じにしましょう！

楽しみだね♪』

笑顔で言えばショっピ君もチーノ君も笑顔になった

リビングにいっててるてる坊主の作業にとりかかるとロボロ君が暗い顔である・・・どうしたのか？

ロボロ君を膝にのせ向かい合いながら話をしてみる

『どうしたの？』

ロボ｢やって・・・・・ズルいんやもん」

ズルい？？

『えっと？何が？』

ロボ｢姉ちゃん今日の初詣で楽しみなんやろ？

明日より楽しみやから頑張ってるんやろ？

明日もあるんやで？なのにショっピ君達のために頑張っててズルい」

これは？拗ねてる？？

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一旦区切ります