兄弟が増えました (ページ2)

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知らぬ！ページ2

コンコン

ドア叩いてるの誰だろ？

『えっと？はい！』

｢いきなりごめんね？父さん達が帰ってきたからリビングに来てくれる？」

『・・・・わかりました』

晩御飯の時に今後の話？

だとしても文句のひとつは言わなくては！

頑張るぞ！私！

気合いを入れて部屋を出た

リビングには皆？いるみたいで煩いぐらい賑やか

リビングに来て私を見た母は

｢嬉しくって言うの忘れてた！ごめんね？

後晩御飯は一緒に食べれないんだ！

約束してたけど仕事とかで無理なのわかってね？」

私は呆然とした明らかに二人で過ごしたいだけだ

お母さん・・・・嘘つく時の癖でわかるよ

『わかったよ・・・・・でも説明はしてね』

私は手を握り我慢した

全員の紹介をしてもらい自分の紹介をし

母は良い子にしてねと出掛けてしまった

子供だけになった空間でどうすれば？と固まっていた

大学生組のトントンさんとひとらんさんが今後の話をしてくれた

家事の当番や買い物等紙に書いておく晩御飯の事など話し合ってくれてありがたかった

でもその当番制も一週間で意味をなくした

皆部活や課題で忙しくてサボるんだ

結果私がするしかなくてトントンさんやひとらんさんに言って改善してもらおうとするもあまり意味はなく

自分用に作ったり買ったりしても名前を書いたりメモを残しても食べられてしまう

作り置きをしても感謝されず

新学期が始まったら更に酷くなった

２ヶ月で限界だとグルッペンさんに相談した

グル｢勝手にやっていたのが悪いんじゃないのか？此方はお願いしてないしな

やりたくなければやらなければいいだろ？」

と面倒くさそうに言われた

ハッキリ言ってショックだ

なんせやらないのが悪いのに私が悪いと断言されるんだから

だから私は自分の事だけにした

嫌だったんだと晩御飯も別に

作り置きも間食用も作らず皆を無視

元々話しかけてくれる人もいなかったし

私が話しかけなきゃ誰も存在を認識しないだろうと干渉を止めた

言わなずもがな困ったのはあっちだった

着る服がないやら部屋が汚いやら

ご飯作る組が帰ってきたから晩御飯の準備をするから小学生組や高校生組が文句を言ってるみたいだ

互いに言い合ったりして皆イライラしてた

私は自分の分を自分でしてるから支障なし！

気が楽になりストレスフリーになったしお母さんの事は諦めてきた

そんな日々をしていると誰かがドアをノックした