60話 ページ28
A目線
少し昔話をしよう
それは、ずっと、ずっと昔
私がまだ子供だった頃
私は全能の魔力を持って産まれた
私は他の死神族から神の子、又は忌み子や
悪魔の子、呪われた子と呼ばれる様になった
だが、両親は私を認めてくれた
そんな両親が大好きだった
父は死神族の長をしており母はその補佐を
していた…
だが、両親は死んでしまった
事故らしい、それ以外は教えてくれなかった
両親が死んで私は死神族の長となった
私はいつも通り仕事をしていた
その時、死神族の領地に
…二人の人間…いや魔神族と女神族がいた
A)誰?
メリ)…メリオダスだ!
こっちはエリザベス
A)エリザベス…様?
メリオダスってまさか魔神王の息子の
魔神族が何故ここに…
私はエリザベス様を庇いながら
メリオダスへと鎌を向けた
メリ)俺はお前らの味方だぞ？
A)味方?
メリ)あぁ
A)………
私は鎌を下ろし頭を下げた
A)申し訳ありませんでした
私は死神族の長 Aと申します
メリ)全然大丈夫だ、ﾆｼｼ
エリ)死神族…?
A)女神族の中で劣等されている種族です
私達は全ての種族から忌み嫌われていますよ…
私は吐き捨てる様に言った
メリ)意味嫌われている?
A)はい、魂を死者の国へ運ぶんです
気持ち悪いでしょう？
メリ)凄いな!
エリ)気持ち悪くなんてないわ！
とても、凄い!!
A)え
エリ)私達、友達になりましょ？
メリ)お、いいアイデアだな！
友達になろうぜ！
A)友達…
私にとっては心地のよい響きだった
初めて言われたのだ
A)はい、いいですよ
エリ)敬語もなしよ、私達、友達なんだから
A)わ、わかった
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華羅(プロフ) - ひろとさん、ありがとうございます!! (2018年9月2日 22時) (
レス) id: bb0964b083 (このIDを非表示/違反報告)
ひろと - 面白かったです (2018年8月9日 16時) (レス) id: e8296da13f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍夜 | 作成日時：2018年5月22日 22時
