七つの大罪八人目の正体は？ (ページ2)

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37話ページ2

ヘン)メメザ・ネメザ・メメノマザ

血よ目覚めるのだ

その瞬間、新世代が変異した

(聖騎士))、、遅かったか

ヘンドリクセンを睨みながらそう呟いた

ヘン)(聖騎士)か、そんなに睨んでどうした？

(聖騎士))聖騎士長様、これは一体
どういう事でしょうか？

ヘン)質問の意味がわからない

(聖騎士))貴方がこの事態を引き起こした
張本人なのですね？

ヘン)、、そうだ
それでお前はどうする？
私を倒すのか？

(聖騎士))いえ、、貴方と共に
戦いましょう

ヘン)良い心がけだ
では、共に魔神族を復活させよう

(聖騎士))はい、聖騎士長様

その頃、七つの大罪は

キン)団長、新世代の内側からドス黒い魔力が
溢れてくる感じ

メリ)あぁ、こいつらは新世代だったな
まずいぞ、、魔神の血が暴走する！！！！

その時、ジェリコが魔神と化した

そして、ディアンヌは傷だらけの体で

魔神化したジェリコを押さえ込んだ

キン)ディアンヌ！！

メリ)まて、キング！どうする気だ！！

キン)ジェリコを殺す！！
ディアンヌはまだ動くのでやっとの状態なんだ

ディ)僕なら平気！それよりギーラ達に
何が起こってるの？！

キン)多分、新世代に入った魔神の血が暴走を
始めたんだ！

メリ)いや、暴走させられている

キン)団長、まさか誰かがこれを！？

メリ)不自然だと思わねぇか？
街中の新世代が一斉に暴走するなんて

？？)さすがは察しがいい

？？2)さすが七つの大罪

？？)新世代とはいわば聖騎士になれなかった
人間を素体にした出来損ないだ
奴らの心にあるのは聖騎士への劣等感と
力無き自身への怒り
それらの負の感情が魔神の血に反応し
魔力を生み出す、だが、古の呪言により
魔神の血を一度暴走させるだけで
奴らの脆い自我は黒い濁流に呑まれ体を
乗っ取られる

キン)キミは！！

メリ)生きていたのか、、

ヘンドリクセン！！！

(聖騎士))僕の事も忘れないでよ？

キン)あの姿は？

メリ)こいつ魔神の血を取り込んでいたか

(聖騎士))無視かよ

ヘン)少し黙ってろ

(聖騎士))はい

ヘン)素晴らしい恩恵だ
魔神の血の真の適合は肉体を超活性化させ
魔力を強力に増幅する
研究と実験を重ねた甲斐があった
出来損ない共には感謝せねばなるまい

ヘンドリクセンはゆっくりと七つの大罪に

近づいた、、

ヘン)王女を渡せ、そうすれば同族の情けとして
お前を生かしてやろう