魔法のスケッチブック Sano Reo

＿＿＊スケッチブック３８ ページ39

玲於「よーっし映画見る？なにがいいかなー」









　首を横に振りながらいろんなDVDを出してさがす玲於









　なんか可愛い




　しかも小さく鼻歌を歌っているし笑









　






　――――――――――プルルルr









　手に持っていたスマホから突然鳴り響いた着信音









　玲於は着信音に驚いたのかパッと振り返って


　出ないのって玲於に口パクで言われ出るって口パクで返す









　スマホの画面に表示されている名前は――――廉









　ここでは出ない方がいいかな..





　少しその場を離れてお風呂場の近くに行く









　









A「もしもし？」

廉｢｢出るのおっせーんだよバカ｣｣

A「はっ?いきなりバカって言わないでよ!」









　電話に出た瞬間すぐにバカにされました



　悲しい..









廉｢｢今日さ行きたいとこあって付いて来てほしいんだけど｣｣

A「え!今日!?」

廉｢｢なんでそんなに驚くんだよ笑別にお前ヒマだろ?｣｣

A「や、ヒマっていうか..」









　ヒマっていうか、玲於と家で映画鑑賞？






　そんなの言えないし、


　それに玲於とこんな関係とかも知らないしね









A「ヒマじゃない!用事あります!」

廉｢｢ないくせに嘘つくなよ!
　 家で寝てばっかだったらふとるぞ!｣｣

A「!!もううるさい!じゃあね」

廉｢｢はっ!ちょっｔ｣｣









　廉が言い切る前に電話を切った




　ふとるとかいつも言われているから慣れてるけど









　一応私も女の子なんだから少しは傷つくよ..笑









　そう思いながら玲於のもとにもどった

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