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裕「ほんまに嫌じゃない？」
「え？嫌じゃないよ？」
裕「ほんまに？」
「うん、もちろん」
何でそんな事を聞くのかと、不思議そうな表情を浮かべる。
裕「元々一緒にいる時間が多かったけど」
「うん」
裕「同棲ってなると、また気持ち変わってくるやん」
「んー、そうかな？」
わかんない、とAが笑えば、俺だけ？、と不安そうな表情をする裕太。
「だって何も変わらないよ？家が変わるだけ。裕太のことが好きで、一緒にいたいだけだもん」
でしょ？、と顔を覗き込めば、恥ずかしそうに視線を逸らされる。
裕「また不意打ちやん...」
「え？」
裕「そんな可愛いこと言ってたら、襲うで？」
「なっ...」
またそんなことを...、と頬を赤らめるAの顎をクイっと掴んで至近距離で見つめる。
「ちょ...裕太？」
裕「好きやで」
「ん...私っ...」
最後まで言い終わる前に、その唇は裕太によって塞がれてしまった。
裕「ふふっ、誘ってるん、その顔」
「違うよ...もう」
心臓持たない、とAは顔を真っ赤にして、裕太の体を遠ざける。
こうして2人はいつも通りの夜を過ごしたのだった。
あれからしばらく経って、引っ越し当日がやって来た。
忙しい2人なので、業者の手を最大限に借りて1日でほとんどの片付けを終わらせた。
「夕飯...何か出前取ろうか？」
やっと落ち着いて、ソファーに座って裕太に問いかける。
裕「ん、そうやな」
寄り添って座って、一緒に画面を見つめる。
裕「Aちゃん」
「ん？」
裕「改めて...よろしくお願いします」
「どうしたの(笑)」
こちらこそ、と裕太の方を向き直して告げる。
裕「めっちゃ幸せや」
「ん、私も(笑)」
なんか恥ずかしい、とAが視線を逸らすと、ギュッと裕太に包まれた。
裕「喧嘩することもあるやろうけど」
「うん」
裕「それでも一緒におってな？」
「うん、当たり前だよ」
離れられないよ、とAも腕に力を込めた。
こうして2人の新しい生活が始まった。
裕「おはよう」
翌朝、裕太が先に目を覚ます。
「ん...おはよう」
裕「まだちょっと早いで」
「じゃあもう少し寝る...」
裕「えー、あかんってー」
イチャイチャしようや、と裕太はAをくすぐった。
「ちょっと、やめて(笑)」
裕「やめへん(笑)」
目を覚ませば愛しい人が隣にいる。
2人の物語は、続いていく...
【歩幅を合わせて。】by べてぃ。
終わり
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べてぃ。(プロフ) - aggyさん» ありがとうございます！ほのぼのした感じが伝わって嬉しいです(^^)今後とも、よろしくお願いします！ (2020年1月21日 11時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - BBZ-rarayupiさん» 返信遅くなりました。そう行ってくださると嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします。 (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。ほのぼのてした感じで、可愛いカッコいい裕太くん最高でした！めっちゃきゅんきゅんしました〜！ (2020年1月20日 22時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - もう、きゅんきゅんしすぎてじあわぜ〜です笑 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - こことさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです(^^) (2019年12月20日 3時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年11月6日 0時
