歩幅を合わせて。

____る_____________ ページ39

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裕「言うまでやめるで？」

「ダメ...」


頬を赤く染め、目をウルウルさせて裕太を見つめる。


裕「その顔でわかるけど、言ってほしいんやん」

「ん...」

裕「気持ちいいん？」


改めて聞けば、裕太の望み通りの言葉を口にするA。


裕「ふっ(笑)可愛いすぎやろ」


そう言って再び刺激すれば、今にも登り詰めそうな快感が押し寄せる。


裕「イッたらあかんで？」


刺激する速度を落とせば、Aは物欲しそうな表情をする。


裕「好きやで、A」

「ん...私も好き」

裕「なぁ...入れていい？」

「...うん」


恥ずかしそうにそう言えば、裕太は軽々とAを抱えて、自分の上に乗せる。


裕「Aちゃんが入れて」

「え？」

裕「早く」


もう我慢できへん、と裕太は言うが、Aは恥ずかしそうに戸惑う。


裕「じゃあ...俺が入れるから動いてな？」

「え...」


有無を言わせず侵入してくる裕太に、Aはまた快感を覚える。


「んっ...」

裕「はい、Aちゃんの番やで？」

「ん...」


恥ずかしそうに返事をすると、ゆっくりと腰を動かす。


裕「あかん...めっちゃ気持ちいい」

「ん、私も」

裕「めっちゃエ ロいけど」

「やめてよ...」


恥ずかしいから、とA。


しばらくAが動いて快感に浸ると、裕太が口を開く。


裕「もう我慢できへんかも...」

「え？」

裕「こっち来て？」

「うん...」


裕太が上体を起こしたので、Aは裕太の首に手を回す。


裕「好きやで」

「私も好きだよ」

裕「めっちゃ好き」

「ん、私も」


チュッと裕太はキスをすると、Aを寝かせて覆いかぶさる。


裕「そのまま掴まってて？」

「ん？」

裕「もう俺我慢できへんから(笑)」


裕太は笑ってそう言うと、激しく腰を動かす。


こうして2人は仲直りして、愛を確かめ合った。


裕「Aちゃん、寝たら起きれんって」

「ん...わかってるけど...」


裕太の腕の中で、完全に夢見心地のAを寝かさぬよう話しかける。


裕「ご飯食べに行こうや」

「んー...少しだけ」


そう言ってAは寝返りを打って、裕太に背中を向けた。


裕「あかんってー」


裕太は後ろから抱きしめると、首元に優しく唇を落とす。


裕「このままキスマーク付けちゃうけど」


どうする？、と言えば、Aは慌てて振り向く。


「ダメだよ！」

裕「ふふっ(笑)」


冗談やん、と言えば、もう...とA。







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