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夜になると望のおかげもあり熱は下がって、
お土産として大ちゃんが買ってきてくれたプリンアラモードを食べる。あの時買えなかったやつやから、大ちゃんってやっぱり超能力者かも。
『大ちゃんってさ、もしかして前世占い師やった？』
「なんでやねん、笑」
『スピリチュアルとかそっち系得意そう』
「何の話よ、笑」
大ちゃんとそんな他愛ない話をしてれば、流星が帰ってきた。声を掛けるとピースサインを向けてくる。上手くいったんかな？流星普通に話し上手やし、合否いつか分からへんけど結果は良さそう。
お土産のプリンを手に取ると豪快なひと口で、口の周りにいっぱい生クリームを付ける。
「お前は犬か！笑」
「落ち着いて食べろや」
『可愛い、笑』
ティッシュを取って流星に手渡す。
楽しい時間
隣を見たらみんな同じ様に笑ってた。
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嘘をつかれたくない。
裏切られたくない。
譲れない、私の気持ち
今日もまた予報と違い雨が降った。
傘を持って望が帰って来るのを待つ。「電車乗ったー」って緩い文と可愛いスタンプ。
名前を呼ばれた。雨音が響く中でも聞こえる望の声
顔を上げて手を振り返そうかと思っていれば、後ろからあの子がやって来た。望の腕を引くと慣れた手つきで、まるで映画のワンシーンかの様に触れ合った。
ビックリよりも、悲しさが大きかった。
見ていられなくてその場から急いで離れた。
人のキスシーン何回見てるんやろう、
そんな場違いな感想を思うしかなくて、
急いで雨の中を走るもんやから周りの目が痛い。今日ジーンズ履いてきたの間違いやった。そんな大雨やないから気にしてなかったけど、水溜まりもお構い無しに走ってたから裾がビショビショ
「Aまって、」
『っ…、』
もうすぐ家に着く。望は頭から濡れてて、傘を渡しに来たのに、何目的を忘れてしまってたんやろう。
掴まれた腕を振り解こうとしてもビクともしない。
ねえ、なんで？
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☆(プロフ) - 毎日更新楽しみにしていました！読み終わっても何度も読み直すほど好きなお話です(´ω`)続編だして欲しいな〜と密かに思っております...♡ (2023年4月9日 3時) (
レス) @page41 id: b2a7d98e1c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - とっても素敵な作品で一気読みしちゃいました(T-T)更新心待ちにしてます！ (2023年4月6日 4時) (レス) @page39 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2022年11月10日 21時
