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お昼頃に目が覚めてお粥を温めた。
ブランケットに包まれながら温まるのを待っていれば、リビングのドアが開く。休憩に入ったのか、望が来て私と目が合うと視線が鋭くなる。……あ、怒られる。
「俺の事呼んでや、ひとりでせんといて」
『やって、仕事中やと思ったもん、ごめんやん』
「あっち座って待っとき。Aの嫌いなセロリ入れまくるで」
『嫌です。ごめんなさい、座ります』
仕方なくソファに座って望の方を見る。
体調、朝と比べたら全然楽だから平気なのにな〜、
素直に望に甘えて、じっと見つめる。
髪の毛、大分伸びてきた…、
なんか良い意味でワンちゃんみたい。可愛い。
「Aはさ、」
『ん？』
ずっと見てたら顔が上がり目が合う。
元々垂れている目が、更に垂れてる様な気がする。
「俺の事、どう思ってる？」
『どうって、…普通、』
「普通はいや」
『好きだけど、でも、』
「……俺の事も信じて欲しい。絶対に、幸せにする」
望も狡い
小さく頷けば、お粥を持って来てくれる。
お礼を言うと慣れた手つきで頭を撫でてくれる。首裏に回って来た手のひら。くいっと引き寄せられて、重なった唇『熱、移る』そう言ったのに、息は望に委ねられた。
受け入れてしまう自分は、何でなんやろう。
絶対って言葉は、曖昧でいて少し不安定
『…お粥食べたい、』
「フーフーしたろうか？」
『大丈夫』
「……流星の方に行かんといてな」
望の最後の言葉はあまりにも小さくて、
でもハッキリと私の耳に届く。
望の言葉に頷いて、伸ばしてくれてる手を掴んだら。
私は望のいちばんになれる？
私だけ、見てくれる？
……あー、なんか、頭痛い。
流星の笑った顔が浮かぶ
優しくて、温もりがあって、私まで幸せになる。
流星はいま頑張れてるかな、
面接が終わって帰ってきたら沢山癒してあげたい。
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☆(プロフ) - 毎日更新楽しみにしていました！読み終わっても何度も読み直すほど好きなお話です(´ω`)続編だして欲しいな〜と密かに思っております...♡ (2023年4月9日 3時) (
レス) @page41 id: b2a7d98e1c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - とっても素敵な作品で一気読みしちゃいました(T-T)更新心待ちにしてます！ (2023年4月6日 4時) (レス) @page39 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2022年11月10日 21時
