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『流星』
嫌だと思った。
無理やりは、好きじゃない。
近付いてくる顔を拒否すれば、納得いかない様子で先に家の中へと戻って行く。…なんなん、ほんまに。
勝手に嫉妬されても困る。こんな事でって言い方は悪いけど、流星を嫌になるきっかけにしたくなくて、優しい人なのは分かってるから、こういう事でその事実を無くしたくない。
呟いたため息
…もう少ししたら戻ろ、
深呼吸をして何とか落ち着かせる。
そろそろ戻んないと、かみちゃんに心配される。
……
翌朝、流星は居なかった。
用があるとか何だとか。
大ちゃんは相変わらずお弁当のおかずをつまみ食い。
「うんま！」と褒めてくれるから、大満足
今日はそぼろ弁当と唐揚げを詰めた。
ザ茶色弁当に仕上がったけど、卵焼きとトマト入れとけば色合いは平気なはず。うん、多分ね。
『望おはよ、お弁当出来てるから持ってってね』
「ほんま？助かるわ〜いつもありがと！」
ふたりにお弁当を玄関先で渡して見送る。
かみちゃんとは今日のランチ、お客さんにお勧めして貰ったカフェへ向かう事に。ミートパイとチーズケーキが美味しいって聞いたから、楽しみでいっぱい。今日はあと発送の仕事があるけど頑張れそう。
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『美味し〜っ、！』
「ほんまや！てか、今日人少なくて良かったな」
人気やから並ぶと思ってたけど、すぐに席に着くことが出来た。パイも美味しいし、セットのサラダのドレッシングが美味しすぎて野菜もっと食べたい。
「そうや、昨日流星となんかあったん？」
『…え、分かる？』
「流星めちゃめちゃ機嫌悪かったから、喧嘩でもしたんかな〜って」
『それがさ、』
かみちゃんに話すのも何だか気が引けるけど、
モヤモヤを晴らしたかったし、仲直り出来る秘訣を知ってそうやったから助け舟を出した。
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☆(プロフ) - 毎日更新楽しみにしていました！読み終わっても何度も読み直すほど好きなお話です(´ω`)続編だして欲しいな〜と密かに思っております...♡ (2023年4月9日 3時) (
レス) @page41 id: b2a7d98e1c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - とっても素敵な作品で一気読みしちゃいました(T-T)更新心待ちにしてます！ (2023年4月6日 4時) (レス) @page39 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2022年11月10日 21時
