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電気暖炉の前で飲むホットチョコレートは格別
相変わらず過保護すぎるかみちゃんは、あれやこれやと私に持って来てくれて、ちゃんちゃんこや毛糸の靴下。カイロまで持って来てくれて、流石にちょっと暑いかも。
「Aちゃん雪だるまみたい」
『私丸くない』
「可愛いって意味やん」
『難しい』
望がひとりで帰った後、怒った理由が分からんくて公園で考えていたら大ちゃんが迎えに来た。マフラーして無かったから、大ちゃんに貸してもらった時は暖かくて生き返った気がする。
「のんちゃんと何があったん？」
『望の同期のハルカさん分かる？』
「……あー、」
ふたりの声が変わるから、やっぱり話題に出さなければ良かったんかな。と不安になる。
あった事を話せばふたりして顔が曇る。
……え〜、やっぱり本人に話す話やなかった？
「花田さんと小瀧は付き合った事ない。前に告白されたらしくて、断ったけどずっとあんな感じやねんて」
『へ〜、そうなんや、』
「そうそう。のんちゃん的には同期として仲良くしてるらしいんやけど、」
ハルカさんの本当の気持ちは分からんけど、好きだって事を分かってて一度断ってるんなら変に優しくしないで欲しいとは思う、
…私は直ぐに勘違いしちゃう人やから、好きやないのなら優しくして欲しくない。それなりの態度で接して欲しい。
「花田さんは小瀧とヨリ戻す言うたってなんも関係持ってへんから」
『うん、』
「次なんか言われても無視しとき。あと、俺からものんちゃんに言うとくから、明日にでもAから声を掛けり」
『分かった』
「小瀧の気持ちをAちゃんが否定すんのは辞めたげて」
『うん、』
ふたりはいつもそう励ましてくれる。
望と仲直りがしたくて、
怒った表情のまま無視をするのは辞めて欲しい。
……明日ちゃんと、仲直り出来ますように。
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☆(プロフ) - 毎日更新楽しみにしていました！読み終わっても何度も読み直すほど好きなお話です(´ω`)続編だして欲しいな〜と密かに思っております...♡ (2023年4月9日 3時) (
レス) @page41 id: b2a7d98e1c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - とっても素敵な作品で一気読みしちゃいました(T-T)更新心待ちにしてます！ (2023年4月6日 4時) (レス) @page39 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2022年11月10日 21時
